娘のエネルギーに満ちた一言

ディズニーランドに行ってきました。

天気にも恵まれ、一日思い切り遊ぶことができました。

その中で、娘の小春(6)が放った一言が印象に残りました。

それは私と小春が、妻と日和(3)のトイレを待っている時のことでした。

「このあとパレードが始まるけど、その前にピノキオの冒険飛行っていう乗り物に乗ってみる?ここから近いし、待ち時間も5分だから」

と小春に尋ねると

「乗る!絶対に乗る!あのね、こはちゃんはね、乗り物って聞いたら絶対乗るって言うから」という答えが返ってきました。

乗り物には絶対乗るから、乗るかどうかなんて尋ねるな、尋ねる前にその乗り場に連れて行けという主張です。

SHIMIZU

つ、つよい……

ディズニーランドの乗り物とはいえ、そういった強さを持っているのは良いこと。

この乗りたい気持ちが火種です。

この力が勉強の方に向けば

「この問題集、買う?」と聞いたときに

「買う!絶対に買う!あのね、こはちゃんはね、問題集って聞いたら絶対買うって言うから」

という返答になるでしょう。

友人Y

なるかな……

内に秘めたエネルギーがあることは良いことです。

親である私はその方向性を変えるだけで良いのです。

こういったエネルギーがない子の場合は、焚き付けてあげないといけません。

この焚き付ける行為はものすごくこちらのエネルギーを必要とします。

例えば、幼子に習字を習わせたい場合、褒めて持ち上げたり、ご褒美を用意したりと、いろんな工夫をして「習字をやってみたい」と思わせなければなりません。

この焚き付けが非常に大変で、たいていの場合は「本人がやりたがらないから、いいや」となってしまいます。

勉強をしたいと思っていない子に、勉強をしたいと思わせるのは至難の業。

全方向に無気力だと、お手上げ状態になります。

でも、一方向でもエネルギーに満ちたものがあるのであれば、それをうまく方向転換するだけで良いのです。

ゲームにはまっている子なら、それをうまく勉強に向けさせる、といったように。

友人Y

でも、ゲームから勉強は無理じゃね?

SHIMIZU

難しくはあるだろうね

友人Y

そもそも親がそれをできるのであれば塾なんていらないでしょ

SHIMIZU

たしかに

この辺の「エネルギーの向かう方向を変える方法」については思うところがあるので、また別の機会に記事にすることにします。

今日の小春の一言を聞いて思い出したのが、漫画「宇宙兄弟」の登場人物のセリフです。

それは、主人公たちが宇宙飛行士候補生として、基礎訓練の一つである砂漠でのサバイバル訓練をしている時、主人公のチームの中の一人、新田零次から放たれました。

3~4年で(宇宙へ)行ける者と行けない者
なんの違いでそれが決まんのかは正直わかんねえけど……

順位がつけられるとわかってるものなら
全部トップを狙わなきゃダメだ

『宇宙兄弟』新田零次

誰よりも先に宇宙に行きたい新田は、宇宙飛行士候補生の中から頭一つ抜けるために、すべての項目で1位を目指すと言ったのです。

こちらは漫画のキャラクターですけれど、実際に1位を獲る人の内面はこんな感じなんじゃないかなと思います。

友人Y

将棋の藤井聡太のように、好きで好きでたまらないだけかもよ。野心とかなくて

SHIMIZU

1番になりたかったんじゃなくて、熱中してたら1番になっちゃった的な?

友人Y

そう

SHIMIZU

まあ、それもあるかもしれないけど、1番になるという野心はなくとも、「強い人と戦いたい」という思いはあるでしょ、きっと

友人Y

あーそれはあるかも

SHIMIZU

それに藤井聡太八冠は小さいころ大会の決勝で負けて悔しくて大泣きしてたくらいだから、1番になりたいっていう野心は持ってるんじゃないかな

1番になりたいという野心。

ディズニーランドの乗り物に絶対に乗るという気持ち。

大人になるにつれ、削がれていってしまうものです。

まあ、大人になっても削がれないと、ぶつかり合うことも多くなるので、それが良いかどうかは微妙ですけれど、子供のうちはそういったエネルギーは持っていた方が良いと思っています。

ということで、強いエネルギーを感じる一言を放った小春、我が子ながら天晴といったところですね。

友人Y

アッパレ!

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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