優先順位

勉強に限らずスポーツでも仕事でも、できる人とできない人の差を生むのが「優先順位のつけかた」です。

できる人は優先順位をつけるのがうまく、できない人はそうではないというのが世の常です。

例えば、おもちゃが散乱している部屋を掃除するときを考えてみましょう。

  • 掃除機をかける
  • おもちゃを片付ける

どちらを先にすべきでしょうか?

もちろん、おもちゃの片付け先ですよね。

おもちゃが散乱した状態で、おもちゃをどかしながら掃除機をかけるのは効率が悪いということは誰でも分かるでしょう。

このように、日常生活では至るところで、無意識のうちに優先順位をつけて、行動しているのです。

自分より凄いと思う人の行動をよく観察してみましょう。

優先順位のつけかたが上手いはずです。

野球選手が怪我をした場合、それを治すのと筋トレをするのはどちらが先でしょうか?

あなたが風邪を引いた場合、それを治すのと宿題をするのはどちらを先にやるべきでしょうか?

「休むわけにはいかない」と優先順位を間違えて、冷えピタシートを貼って鼻水をずるずる垂らしながら仕事をしている親を見たらどう思いますか?

この辺で優先順位についてはわかったでしょう。

話を進めます。

積み上げ型の教科と、特定の範囲だけを知ってればOKという教科があります。

積み上げ型
特定範囲型
  • 英語
  • 数学
  • (国語)
  • 理科
  • 社会

積み上げ方の教科は、それまでの範囲を習得していないと得点に繋がりません。

例えば英語で『現在進行形』を習うときにはもっと基本の『be動詞と一般動詞』をわかっていないといけません。

『現在進行形』の範囲のワークに出てくる英文を丸暗記すれば、それなりに点数はとれるでしょう。

でも、そのやり方だと、少し時間が経ってしまうと忘れてしまうのです。

それは根本をきちんと理解していないからです。

一度理解してしまうと、忘れる方のが難しいでしょう。

逆に言えば、忘れるということは理解していないということです。

ということで、積み上げ型の教科はそれまでの範囲を習得していないと厳しいです。

逆に、特定範囲型はそうではありません。

例えば地理でいうと、『ヨーロッパ州』の内容を忘れてしまっても、『アフリカ州』の学習はさほど影響ありません。

理科でいうと、『植物の分類』を忘れても『光と音』には影響しません。

ですので、学年末テストの範囲が出たら、その範囲内だけをしっかりやっておけば高得点が可能です。

今までが10点でも20点でも、今回は90点取ることだってできるのです。

優先順位

特定範囲型の理科と社会は、範囲内のワークを何度もやることが最優先です。

積み上げ型の数学は、今回に限って言えば特定範囲型と同じやり方で大丈夫です。

1年生も2年生も『図形』が中心になります。

『図形』はそれまでの『関数』と切り離されているので、図形を中心に練習すれば高得点が可能です。

文字式の計算がきちんとできていれば、方程式ができなくても比例や一次関数ができなくても、図形分野では得点できます。

ということで、数学も今回は『図形』のワークから攻めましょう。

問題は英語です。

英語は完全に積み上げ型なので、今回のテスト範囲であろうUnit9-10(中1)やUnit6-7(中2)だけをやっても、駄目なんです。

本来であれば、1からやるべきなのです。

だからLilyでは冬期講習で中学1年生の一番最初の英単語からやり直していたのです。

英単語が読めなければ、英文は理解できません。

今読んでいる文章から、漢字を黒く塗り潰してみたら、どんなことが書かれているかわかりませんよね?

日本語が話せる外国人でも、漢字の読み書きができなければ、小学生の教科書でさえ読めません。

それくらい漢字は日本語にとっては基礎であり、英語の文章では英単語がそれにあたります。

だから、英単語がわからない人はまずそこから勉強しないといけません。

英語は「英単語がわかる」→「英文法の基礎がわかる」→「英文法の応用がわかる」という順番で進んで行くのが理想です。

なので、今はUnit9をやっていようがUnit6をやっていようが、英単語はUnit1からしっかりやり直すのが一番です。

とはいえ、時間は無制限ではりません。

1ヶ月後には学年末テストが来てしまいます。

なので、英単語の復習が終わりそうにない人は、テスト範囲内の基本文の丸暗記をやるしかありません。

それで学年末テストをしのいだ後、もう一度中1の最初の英単語から学習し直しましょう。

推奨する順番ではありませんが、背に腹は代えられません。

ではここまでをまとめます。

今回のテスト勉強の優先順位

1.テスト範囲のワーク1周目
2.テスト範囲のワーク2周目
3.テスト範囲のワーク3周目
4.予想問題
5.英単語練習(英語のみ)

※学年末テストまでの期間は、入室テストの内容を『テスト範囲だけの英単語』にします

ワークは4周以上やってもいいよ

ワークを進めるのがままならないLilyっ子は、Lilyにワークを持ってきて、どんどん進めましょう。

ワークは自分で進められる!高得点を狙いたい!というLilyっ子には別メニューです。

自学ではワークを、Lilyに来たら「予想問題」をやりましょう。

本来は「予想問題をやる→できなかったところをワークで復習する」というのが一番効率的な学習方法です。

でもそれをやるとワークが進まない……課題提出できない……という子がいるので、学校の課題を最優先にしているというだけです。

一番良いのは「学校の課題は自宅で、得点アップメニューをLilyで」というスタイルです。

テスト1ヶ月前にして、すでに既習範囲のワークを終わらせているLilyっ子もちらほらいます。

そういう子は、先程の優先順位ではなく、予想問題から入りましょう。

課題提出がままならない子
課題提出は余裕という子
  • Lilyに来たらまず課題(ワーク)を
  • Lilyでは予想問題を

どちらをすべきかは、各Lilyっ子を見て判断します。

保護者様にもご相談すると思いますので、ご協力お願いいたします。

学年末テスト、過去最高の成績をおさめましょう!!!

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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