ブロードバンドが普及して、いたるところでインターネットに常時接続できるようになりました。
動画も見放題です。
私もYOUTUBEを大いに利用しています。
自分でもチャンネル作って動画をアップしてるんでしょ?
うん、子育てチャンネルね
私は何のためにYouTubeを使っているかというと、主に勉強です。
YouTubeには教え方の上手い野生の講師がいたり、多くの知識を持ったYouTuberがいるので、それらを見て勉強しています。
最近よく見ているのは、竹田恒泰さんのチャンネルです。
竹田恒泰さんは明治天皇の玄孫(やしゃご)ということで有名です。
旧皇族ということもあり、天皇寄りの視点を持っています。
学生が扱う教科書には、天皇寄りの表記はほとんどありません。
第二次世界大戦後のGHQの策略によるそうです。
「天皇をあがめ、天皇を中心として日本国民が一つにまとまると厄介なことになる」と思ったGHQは、そうならないように教科書から天皇をあがめるような記述を排除した、と。
そんなわけで、普通に暮らしていると知ることのない天皇についての歴史などがたくさんあるのです。
それをYouTubeで竹田恒泰さんが発信しています。
明治天皇や大正天皇の人柄がよくわかって面白いです。
ちなみに、私が歴史のYouTubeを見るのはそれが初めてではなく、他の人のチャンネルも見てます。
中田敦彦のYouTube大学で日本史を扱っていたのでそれも一通り見ましたし、作家の百田尚樹さんの日本國史のYouTubeも見ました。
同じ歴史でも、皆解釈が違うのが面白いです。
ちなみに、私はそれらの内容が違った場合、どれが正しいかを判断する知識を持ち合わせていませんので、信じたいものを信じるしかありません。
何か違ってたの?
初代天皇から10代目の天皇について、それは存在しなくて作り話じゃないかと考えるのが百田尚樹さん、ちゃんと存在していたというのが竹田恒泰さん。
歴史書をそのまま解釈すると140歳まで生きた天皇もいることになってしまうので、作り話じゃないか?と言われたらどう思いますか?
そりゃ作り話でしょ
でも、昔は一年の数え方が今と違って、今の1年を2年として数えていた可能性があり、つまり140歳まで生きた天皇というのは70歳まで生きたということだった可能性がある、と言われたらどう思いますか?
そう言われたら、ありえるかも
こんな感じです。
昔のこと過ぎて、真実がわかりません。
古文書を読み解く能力もありませんし。
古文書に書かれていることが真実とは限りませんし……。
なので、結局はいろんな論を聞いて「自分が信じるとしたら、こっちの論かな」くらいに考えるので精一杯です。
それでいいんじゃないの?
結局、最後の部分は「信じる」という抽象的なものになってしまいますが、その手前の「いろんな論を知る」ということは重要だと思います。
一つの意見しか聞かないと、そっちが真実と思ってしまいますからね。
セカンドオピニオンという考え方もありますし、一つの意見しかない状態より、2つ以上の意見がある状態のほうが正しい道を歩く可能性が大きくなります。
ということで、いろんな人のYouTube動画を見ています。
これもYouTubeがなければできないことでした。
YouTube様々です。
ちょっと前に脱YouTubeという記事を書きましたけれど、うまく付き合えるのなら脱する必要はないと思います。
そして私がYouTubeを使って得た知識は、私の中で吟味して中学生用にわかりやすくした上で、授業で提供していきます。
まあ、入試の得点に直結するような話はあまりありませんので、話す機会はほとんどない気もしますけれど。
鞘からな抜かないとしても剣を持っていることが大事ですからね。
YouTubeで知識を増やす日々は続きます。