弱点発見

中間テストまであと10日となりました。

中3Cクラスでは、中間テストで高得点を取るべく、中間テストの英語の対策をしました。

範囲内であるUnit1とUnit2のワークと同じレベルの問題集を解かせてみたところ、結構できました。

しかし、同時に弱点も発見しました。

CクラスのLilyっ子達は「重要表現」を覚えていないのです。

Unit1では現在完了形を習うので「have+過去分詞」という形は身についています。

haveの後ろにwriteがあったら、それをwrittenに直すなどのことはできます。

文法は結構できているのです。

でも、それぞれのページで1、2問ある「重要表現」はお手上げです。

重要表現とは、その字のごとく重要な表現ですけれど、そのユニットで習う文法とは関係ない語句がよくでてきます。

Unit1-1では「~に興味がある」という意味の「be interested in ~」

Unit1-2では「~に行ったことがある」という意味の「have been to ~」

さらに、「インターネットで調べる」という意味の「check ~ out on the internet」

Unit1-3では「きれいにしておく」という意味の「keep ~ clean」

もう一つ「~に驚く」という意味の「be amazed at ~」

こんな感じで、そのユニットで習う文法とは別の表現が出てくるのです。

文法と重要表現が一致しているのはUnit1-2のhave been toくらいで、その他は関連が薄かったり、まったく関係なかったりします。

例えばUnit1であれば「現在完了形」を習うわけですが、教科書の本文を現在完了形を使った文だけで書くのは無理なので、それまでに習ったいろんな表現が散りばめられています。

でも、それでもカバーしきれない新しい表現が「重要表現」として出てくるのです。

そんな感じで、脈絡がない重要表現は、中学生の頭の中には残りにくいのです。

現在完了形を習っているときは、その練習問題がわんさかでてくるので「have+過去分詞」を身につけることができますが、重要表現は1、2問あるだけです。

繰り返しの少なさが、習得しにくい原因ですね。

同時に、重要表現を覚えていないということは、繰り返し学習をしていないということの裏返しです。

こうやって、テスト前に多くの問題に触れて、自分が覚えているもの、覚えていないものを分けるのが一歩目。

覚えていないものを覚えるのが二歩目です。

あぶり出された弱点を、どう対処するか。

各Lilyっ子たちの腕の見せどころです。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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