「学ぶ」は「真似る」ことから。
新聞のコラムを書き写すためのノートというものがあることを知りました。
そういえば以前、”毎日、コラムを書き写す”という課題があることを知った気がします。
その時はそういうのもあるんだ~と聞き流していました。
今、私は5歳児と2歳児の父です。
この子たちに何をしてあげられるかと考えたときに、勉強の基礎づくりだと思いました。
新聞のコラムを写すというのも、いいなと思いました。
新しい言葉を知ることができるので語彙力が増えるし、字を書く習慣にもなりますし。
でも、新聞によっては政治的な偏りがあるので、その新聞社のコラムでいいのかなぁと思ったり、そもそも我が家で新聞をとってなかったり、娘はまだ漢字が書けないので新聞のコラムは早すぎるなと思ったり。
書き写しのために新聞をとるのもなぁ…ということで、新聞コラムの書き写しは却下。
で、ネットで探してみたけれど、未就学児用の書き写しは見つからず。
そこで、私の中のアントワネットがツイートしました。
「ネットにないなら、自分でつくればいいじゃない」
ということで、作ってみました。
初回は宮沢賢治の「雨にもまけず」です。
小春はすでに暗唱はしていますが、音の響きで覚えているだけなので、それをひらがなで書かせてみようと思いました。
ただ写すだけ。
でも、馬鹿にできません。
そもそも子供は、真似をすることでどんどん成長していきます。
絵本を何度も読み聞かせしていると、子供達が自分で読むようになりました。
文字が読めないにも関わらず、そのページに書いてあることを暗記しているのです。
そういう経験があるので、親は子にできるだけ真似をさせることをしたほうが良いんだろうなと感じました。
書き写しは頭を使うこともないので、取り掛かりが簡単です。
お手本のようなきれいな字を書く心がけはさせるようにします。
「字をきれいに書く」って、それだけで楽しいんですよね。
5歳の小春はまだきれいに書く段階まではいけていませんが、丁寧に書くことは出来ています。
また「書き写しをするために、朝の身支度を早く終わらせる」ようになっているのが、思わぬメリットです。
書き写しっていつやってるの?
保育園に行く前の10分くらいの隙間時間にやらせてる
書き写しを好んでやる小春を見て、妹の日和もやりたいと続いてくれることを期待しています。
私は大人版の書き写しである写経をやってみたいと思ったことはありましたが、すっかり忘れていました。
小春の様子を見て、私もやりたくなってきました。
ただ写すだけ。
でも、心落ち着く静かな時間。
この集中した世界を味わうのも楽しいものです。
習字でもいいのですが、準備と片づけが……。
という人は、筆ペンや鉛筆でいいので、書き写しをしてみてはいかがでしょう。
ひらがなが書けるくらいの年齢のお子様をお持ちの方は、書き写しプリントを差し上げますので、その時はぜひお声がけください。