言わせているのは自分

「親が勉強しろってうるさい」と嘆く中学生。

Lilyでは、あまり見かけません。

私の耳に入ってこないだけで、家ではそんなやりとりをしているのかもしれませんけれど。

中学生がよく言うそのセリフは、自分で言わせているのですよ。

もちろん発言しているのは親です。

でも、親だって発言したくてしているのではありません。

中学生に言わされているのです。

もし、四六時中ずっと勉強していたら、それでも親は「勉強しなさい」と言うでしょうか。

逆に「勉強はほどほどにして、少し休んだら?」と言うのではないでしょうか。

つまり、相手の発言は自分が引き出しているのです。

相手の発言を変えたければ、自分の行動を変えなくてはいけません。

間違っても、相手を変えようとしてはいけません。

変えるのは自分です。

その理由は至ってシンプル。

「人は、相手を変えられないから」です。

例えば「きのこの山派」の人間に「あなたは間違っている。たけのこの里の方が美味しい。たけのこの里派になりなさい」と言ったところで、きのこの山の方が好きな人がたけのこの里が好きになるなんてことはありませんよね。

SHIMIZU

何派?

友人Y

俺はきのこの山派

SHIMIZU

オイラは、両方好きだから、どっちも食べるよ

友人Y

ずるい

ということで、相手を変えたければ、自分が変わること。

親に「勉強しなさい」と言わせないためには、親の前では常に勉強すること。

これに尽きます。

やってみてください。

友人Y

それが難しんだよねー

SHIMIZU

”難しい”で片付けるの、よくない

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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