高校入試はスタート地点

受験生の頑張り具合を見ていると、高校入試がゴール地点のように見えます。

でもそこはただの通過点。

もっと言えばスタート地点ですよ。

今まで義務教育の中で勉強してきて、始めて自分で選んだ道に立つのですから、そこがスタート地点といっても良いでしょう。

通常のスタート地点と違うのは、スタート前からすでに走り出している点。

受験勉強という助走をつけた状態でのスタートです。

スタートダッシュするかしないかは本人次第。

高校入試をゴール地点と定めてしまった人は、そこを過ぎたら必ず力を抜きます。

必ずです。

人間の本能ですので抗えません。

対して、そこを通過点と認識している人は手を緩めません。

差が出るのは3月と春休み。

そこで勉強を継続できる人はスタートダッシュに成功。

勉強しなくなった人は、4月に高校生になってからエンジン再点火。

後者は最高速に乗るまでにだいぶ時間がかかり、その間に高校ではあっという間に後ろから数えたほうが早い順位になってしまいます。

高校は同じくらいの学力の子が集まるので、下がるときは一気に下がりますからね。

ちなみに、後者の代表例は私です。

両親は高校の知識がまったくないため「入学までに勉強しておきなさい」なんて言われなかったのです。

それを良いことに、同じクラスの友達と遊びまくっていました。

勉強時間はほぼ0でした。

迎えた高校最初のテスト…後ろから数えたほうが早かったです。

高校の洗礼を知っていれば、3月の過ごし方も変わっていたでしょう。

まあ、今となってはそれもいい経験ですけれど。

SHIMIZU

こうやって今の子に伝えられるしね

ということで、この話を聞いた人は、高校入試をゴールと定めるのをやめましょう。

そうやってスタートダッシュに成功する子が増えれば、私の経験も役に立ったというものです。

Lilyでは特に申し出がなければ9年生の2月いっぱいで卒業です。

3月と春休みも、もちろんそれ以降も継続は可能ですので、「ここでやらなきゃ」と思う人はぜひ申し出てくださいねm(_ _)m

私の経験を正解だったとするためにも、皆さんは同じ過ちをしないようにお願いしますm(_ _)m

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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