この夏、リリイっ子たちを見てて思うのは「上位層は休まない」ということです。
まあ、毎年そう感じていましたけれど。
毎年1人は「始めから終わりまで塾にいる」という子が現れます。
今年ももちろんいます。
桃山学園のSくん。
明野五葉学園のSさん。
始めから終わりまでという長時間ではないものの、毎日必ずいる協和中のRさん。
同じくそこまでの長時間ではないものの、休まない明野五葉学園のRくん。
この4人はそれぞれの中学校でTOP10の中に入っています。
上位層だから毎日勉強できるのか、毎日勉強しているから上位層なのか。
ちなみに、TOP10入はしてなくとも、夏休み中ほぼ毎日来ているリリイっ子もたくさん。
Rくん、Rくん、そしてRくん。
R多い
イニシャルで書くとみんなRになっちゃう
後半になってギアを上げてきたRくんもいます。
またR
学力がついたと実感してくると、勉強が楽しくなってきて、毎日塾に来ることも苦じゃなくなってくるでしょう。
逆に、毎日塾に来ていればそれなりに学力がつくでしょう。
どちらが先かはわかりませんが、塾にいる時間と学力の上昇には相関関係がありますね。
そりゃそうでしょ。そうじゃなきゃ塾の意味ないし
たしかに
走るのが遅い子は、速い子に「走らずにちょっと待ってて」と思います。
でも、速い子ほどたくさん走るので、差がつく一方です。
走ることや勉強することに限らず、どの分野においても、同じ現象が見られますよね。
うまい人ほどたくさん練習する現象。
上位層じゃない場合は、上位層のマネをすることからです。
今回、「毎日塾に来て勉強する」という行動をマネているR軍団は、そのうち成績も上がってくると思います。
そうすると、勉強が楽しくなって、より勉強するようになって、という良いサイクルに入れるでしょう。
秋冬が楽しみです。
上位層の子達は、今の環境下では「他の人よりたくさん勉強している」ので、周りからは凄いと思われるし、周りの子達には負けないでしょう。
でも、いざ志望校に入学してみれば、今の状況が特殊だったとわかるでしょう。
高校には同じレベルの子がうようよいて、自分より学力の高い子もうようよいます。
周りは「毎日勉強するのが当たり前」という子達ばかりです。
なので「俺、毎日勉強してるからね」なんて誇ったところで、凄いねなんて言われません。
「毎日勉強するかどうか」という階段の一つ上、今度は「どんな勉強をするか」で勝負する段階になります。
より大変にはなりますが、より面白くなるとも言えますね。
勉強することが当たり前の上位層にはもう一つ上の「どんな勉強をするか」のステージに、
中位層、下位層は、まずは「勉強することが当たり前」のステージに、
それぞれ上がってもらいたいと思います。