「ぬり絵って最高だね」と我が家のひょうきん娘の日和(3歳が)、我が家のひょうきん娘の小春(6歳)に向かって言ってると妻からLINEが来ました。
楽しそうで何よりです。
我が家の子育ては今のところ順調で悩むことはないのですが、ネットをしているとよく子育てネタを目にします。
今回見たのはスーパーのお菓子コーナーで駄々をこねて寝そべる男の子、たぶん4歳くらい。
子育て中によく見る光景ではないかと思います。
そんなとき、大抵の母親は一喝して終わります。
良いか悪いかは別として、頭をひっぱたいて終わりにすることもあるでしょう。
でも、動画内の母親はそんなことはせず、自分が寝そべってその子のように駄々をこね始めます。
その様子を見て何かを察した子が、買ってほしかったであろうお菓子をさっと棚に戻していました。
この動画には称賛のコメントがある一方、逆のコメントもありました。
あとで紹介します。
ちなみに、この動画を見たときは私も上手いことやったなぁ……でも自分ならできないし、しないだろうなと思いました。
でも、親が頼りないと子がしっかりするんじゃないかという考えもあります。
例えば、アニメですけれどクレヨンしんちゃん。
しんちゃんは普段おちゃらけてますが、母のみさえが熱で倒れた時などはしっかり家事をしてくれます。
母が馬鹿なことを言うと、それをしっかりたしなめるのです。
「一方がふざけると、もう一方はツッコミの立場になるから、どうしてもふざけられなくなる」という法則があると思います。
しんちゃんとみさえはまさにその関係だなと思います。
先程の動画も同じかなと。
お母さんが駄々をこねると、子供はそれを見て真似しなくなるかなと思っていたのですが、コメントを見て考えが改まりました。
そのコメントとは
「母親が子供みたいな行動をすると、子供は子供になりきれなくて、中途半端になる。俺がそれ。」といったものでした。
「母親が子供になる」=「子供が母親代わりにしっかりする」と思っていたのですが、そうでもないようです。
子供が甘えたいときに甘えられないと、大きくなっても甘えくなったりするかもな……と思うようになりました。
子供の頃にゲームを徹底的に禁止されたあと、社会人になってからゲームをやり始めるとものすごくハマってしまうような感じですかね。
子供の頃に制限されていたものが、いざ制限がなくなるとコントロールが効かなくなる感じ。
そういうのも確かにありそうです。
ただ、逆もありそうですけどね。
ずっと距離を置いておいたせいで、そのまま興味を持たないで終わるというのも。
タバコとかはそんな感じかもしれません。
幼少時代からずっと接してないと、タバコのない生活が当たり前で、タバコがあることを嫌悪するような。
ただ、やっかいなのは「制限されてたから、その制限がなくなったら無限にやる」なのか「制限されてたから、そのまま興味なくなるのか」が読めないってことですね。
結局、制限すればいいのかどうかわからないじゃん
中庸が大事ってことだね
子育てに今のところ悩みがないと言いましたが、そういえばありました。
小春が小学生になる直前の今になって「お着替えさせて」「抱っこして」「頭洗って」と幼児返りをしだしたことです。
でも、これは「自分が小学生になる」と自覚して、最後の甘えみたいな感じなんだろうなと思います。
ということで、基本的に要望は聞いてあげます。
やっぱり「そうしてほしい時期にそうしてあげる」というのが大切なんだろうなと思います。
学生のうちに勉強しておくことが大切、みたいなものですね。
その時期を逃すと、後になって悔やんでも時間は戻ってきません。
あのときもっと勉強していればと嘆いたって、過去は1ミリも変えられません。
なので、そうならないように甘えられる時期に甘えちゃえ、甘えさせられる時期に甘えさせちゃえという方針を取っています。
なので、まあ、悩みではありませんね。
別に悩んでないし
なんだってそうですが、タイミングってほんと大事です。
タイミングが違えば進学先も、性格も、結婚相手も何もかもが違っていたでしょう。
タイミングだけは見誤らないように気をつけたいと思います。