茨城県民が言うと「ひっ(→)さん(→)」
都会の人が言うと「ひっ(↑)さん(↓)」
の筆算。
私は都会ぶって「ひっ(↑)さん(↓)」と言ったら、茨城県民の生徒たちにきょとんとされたので、ここでは「ひっ(→)さん(→)」と言うようにしています。
まあ、もともと、そっちを使っていました。
というか、都会の人が言う「ひっ(↑)さん(↓)」の方が違和感があります。
生粋の茨城県民ですから
でも、東京で「ひっ(→)さん(→)」と言ったら、東京都民の生徒たちがきょとんとしたので、「あ、これもしかしてアクセント違うの?」となり、そこで知ったのです。
「ひっさん」って「おっさん」と同じアクセントだよね?
茨城弁だとそうだね
標準語だと何に近い?
「しゃっくり」かなー
発音はともかく、筆算のお話です。
筆算は計算するときに便利なものです。
筆算なくして、複雑な計算は難しいでしょう。
そろばんだと習得するのに時間がかかりますが、筆算はそこまで時間がかからずにすぐに使いこなせるようになります。
そんな筆算も、小学生の低学年のうちから使っているので、中学生はもう6,7年は使っているのでしょう。
でも、そんな筆算を「そこは使わないで!」と思うシーンが多々あります。
例えば
16×2
とか
38÷2
です。
まだ掛け算や割り算を習いたての小学3年生なら筆算を使っても全然構いませんが、中学生でその筆算を目にすると「それ、もういらないでしょ」と思います。
57-19 なんかもそうです。
結構多くのリリイっ子が筆算します。
筆算したほうが確実でしょうから、その方が良いと言えば良いんですけれど……。
そこで時間をくってしまうと、問題の解き方を考える時間とかが減ってしまうんですよね。
なので、計算はできるだけ「速く」「正確に」が必要です。
中学生になったら、この辺の筆算はやめにして、頭の中で計算するようにしましょう。
筆算が染み付いてしまうと、どんなに簡単な計算でも筆算してしまいます。
そうすると、机に向かって勉強しているときは筆算もできますが、日常で筆算ができない場面での計算ができなくなってしまいますよ。
筆算できなくてもスマホで計算できるでしょ
スマホも使えない状況なら?
諦める
そんなこと言いつつ、君は暗算得意だよね
2桁×2桁くらいなら余裕
やっぱ、そろばんは強いな
君もそろばんやってたんでしょ?
2桁×1桁ならいける
それ、そろばんなくても出来るじゃん
筆算なしの計算をするには、結構疲れます。
脳をフル回転させますからね。
この辺の「頭を使う作業」を嫌っていては、今後の勉強が思いやられます。
「簡単な計算には筆算は使わない」
まずはここから始めましょう。