中米や日本にも今や優れたプレーヤーは世界にたくさんいる
アメリカの野球が凄いんじゃなく彼らが集まるメジャーリーグが凄いだけだ
漫画『メジャー』 ジョー・ギブソンのセリフ
2022年度は過去一番といっていいほど、Lilyっ子の成績を上げている年です。
毎年、何十人も抜くLilyっ子、偏差値が10以上上がるLilyっ子が現れますが、今年度はその割合が高いのです。
それまでと違った取り組みをしているかといえば、そこまで変わったことはしていません。
ちょこちょこマイナーチェンジはしてる
じゃあ、なぜ成績を上げられているのか。
私自身の指導スキルが上がったのでしょうか。
おそらくは、冒頭で引用したメジャーリーグと同じです。
「成績が上がる潜在能力を持った生徒が集まっただけ」でしょう。
その場に居合わせた私が運が良かっただけ。
総理大臣の池田勇人は所得倍増計画を掲げ、戦後の日本を大きく飛躍させ、高度経済成長時代の顔となりました。
池田勇人の手腕もあるでしょうけれど「そういう時代だった」とも言えます。
お隣のつくば市には、公立中学ながら、偏差値が60を超える中学校があります。
中学校には偏差値30〜70の子が混在するので、全体的に見ると偏差値50になるはずです。
入学者を選抜する私立と違って、地域に住んでいる人を受け入れる公立では、そんなふうに偏差値が偏ることは珍しいです。
これは、その中学の校長先生がすごいのかもしれませんが、それよりも土地柄が関係していると思います。
「その校長先生が運営している学校だから、入学しようと思ってその地域に住んだ」なんていう声はまずないでしょう。公立ですし。
偏差値が高い中学生、ひいては勉強に向いている家庭が、その地域に集まっているのだと思います。
研究者が多いのかもね
こんな感じで、すごいと言われるのは「運が良かった」ということが多いと思います。
今年のLilyもそんな感じです。
たまたま、伸びる要素を持った中学生が通ってくれていた、ということだと思います。
ということは、今年のLilyを当たり前だと思ってしまうと、来年度以降痛い目を見るかもしれません。
私の力がどれくらい成績向上に影響できているかはわかりませんが、集まってくれているLilyっ子たちの潜在能力に抱っこにおんぶ状態にならずに、成績向上メソッドを確立すべく邁進していきたいと思います。