英語も仕上げの時期になりました。
この時期にやることはただ一つ、入試の過去問演習です。
そして、受験生を悩ませるのが土浦日大の英語です。
茨城県入試とは全然違ったタイプのテストです。
いきなり長文をどどんと載せて、受験生をふるいにかけます。
単語量も圧倒的ですが、使われている単語も難しいので、心を折られる受験生が多いのです。
しかし、土浦日大を受験する生徒たちはそこまでやわではありません。
初めて見る長文にも喰らいついていきます。
そうすると、ある感想を抱くようです。
「土浦日大の英語の長文、おもしろい」
そうなんです。
土浦日大の英語の長文は面白い話なのです。
それがただ英語で書いてあるというだけです。
つまり、中身は面白い。
それが公立のテストだとそうでもありません。
英語の長文といえば
「ホームステイに行くことになり、最初はうまくコミュニケーションが取れずに落ち込むけれど、なにかのきっかけでうまくいって、ハッピーエンド」みたいなのが多いです。
それに対して、土浦日大はウォルト・ディズニーの話だとか、ゴールドラッシュの頃の話だとか、普通におもしろい話が多いのです。
話の内容の面白さに気づくと「英語は所詮は言語なんだ」ということに気付かされます。
いくら英語を話せても、もとの話が面白くなければ、その話は面白くりません。
日本人だって、流暢な日本語でしゃべるつまらない話より、片言な日本語でしゃべる面白い話のほうが、もっと聞きたいとおもうはずです。
言語は所詮、言葉です。
中身が面白い方がいい。
そんな人は一度土浦日大の英語を解いてみましょう。