茨城県公立高校入試の教科の順番が変わるそうです。
今までは英語が最初で、さらにその中のリスニング問題から始まり、その後、国語、数学と続いて昼食をとり、午後に社会と理科で終了というスケジュールでしたね。
これはもうだいぶ長い間そうだったんだと思います。
たぶん、私が受験したころ、つまり30年くらい前もそうだった気がします。
それが次の入試から変わるそうです。
英語は3時間目になるとのこと。
理由は「リスニングでトラブルがあった際、昼休みにやり直しできるように」ということらしいです。
今まではすべて終わった後にやり直しだったそうです。
実際にやり直しがどれくらいあったのかはわかりませんけれど……。
まあ、言われてみれば確かに理にかなっていますね。
英語のテストの時間が始まって、初っ端のリスニングでトラブルが起こったとして、今までならそれでも一度問題用紙と解答用紙を回収して、最後の理科が終わった後にもう一度英語のリスニングだけをやって……
これだと「休憩時間中に、他の受験生から英語の解答を聞くことができる」という状況が生まれてしまいます。
やり直しのリスニングのときに自分の解答用紙も配られるとしたら、そこで間違えた問題を直せちゃいますもんね。
だから、トラブルがあった場合でも、問題用紙と解答用紙を回収せずに済めばそれが一番。
間に休憩を入れないというのが公平性を担保する仕組みだと思います。
それでも今まで改善されなかったのは、リスニングでのトラブルがめったになかったのでしょう。
一番最初は英語から、しかもリスニングから始まるというのに慣れてしまっていたので、そうじゃなくなると違和感があります。
でも、一番最初の一番緊張している時間帯にリスニングするよりは良さそうですね。
受験生にとっても良い改変じゃないかと思います。
Lilyの茨城統一テストも入試の教科順にのっとってやっていましたが、これも変更しましょかね。
英語が3時間目になるという記事を見ただけで、それ以外はどの順番かはわかりませんが。
国語、数学、英語、社会、理科じゃない?
そう思う
惰性で続いてきたであろう伝統も、確かな理由で改善する姿勢、見習いたいと思います。