授業後、学校で英語でスピーチをするリリイっ子の練習に付き合いました。
なんだかそういう大会があって、今回のはその予選みたいな感じだそうです。
昨日は作文を英文にするところで少しアドバイスしました。
そしたら今日はもうその英文は暗記したとのこと。
ということで実際にスピーチしてみるという段階の練習でした。
英文はノートで1ページくらいですが、それを暗記するってなかなか大変だと思うんですよね。
それを一日でやったのがすごいです。
もし、次の機会があれば「その一日をもっと前倒しして、練習する時間を増やす」という段階に行けるといいですね。
でも、今回はこれでOK。
まずはスピーチをしようとして、それを実行しただけでも称賛に値します。
3歩進んだら、すごいことです。
でも3歩進んで2歩下がったら?
それもすごいです。
1歩進んでいるわけですからね。
では2歩進んで3歩下がったら?
駄目じゃん
駄目じゃないでしょ
結果的に1歩下がったことになってしまいますよね。
それを「駄目だ」と評価する人は「結果論」で話したり、「成果主義」の人。
もちろんそれが悪いことではありません。
仕事では過程より結果のほうが大事ですからね。
でも、子供を褒める場合「成果主義だと褒められない」という場面がでてきてしまいます。
2歩進んで3歩下がった場面ですね。
でも、ここは一つ考え方を変えましょう。
どうするかというと「結果」ではなく「過程」を見ること。
具体的に言えば「最終的にどの位置にいるか」ではなく「何歩動いたか」です。
2歩進んで3歩下がったとしても、動いたのは5歩です。
そう考えると、最初の「3歩進んだ人」よりも動いています。
そう考えるとすごいと思えてきた
5歩動いてどこに着地するかなんて時の運。
大事なのは動くこと。
そう考えると、結果的に失敗したという事だって、チャレンジしたことを褒められます。
ということで、英語でのスピーチで予選落ちしたって、予選落ちしなかった人と大差はありません。
それに出るか出ないか、出ようとするかしないか、そこが大きな差なのです。
リリイっ子の結果はわかりませんが、すでにナイスでした!