アゲレンジャーホワイト!

成績戦隊アゲレンジャー
~塾に行っても成績を上げられないレンジャー達~

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誤答の痕跡残さないホワイト!

解答用紙が驚きの白さ!

というわけではありません。

それはそれで問題ですけれど。

間違えた部分を消してしまう中学生が少なからずいます。

かくいう私もその一人でした。

SHIMIZU

だって、そのために消しゴムがあるのでしょう?

たしかに、消しゴムは間違えた箇所を消すために使いますね。

でも、今思えば「成績を上げたいのなら、間違えたからといってすぐ消しては駄目」なのです。

大きな視点で見てみましょう。

人類が今まで発展してきたのは、間違いを乗り越えて来たからです。

間違えて毒キノコを食べて死んだ人を見て学び、その後はその毒キノコを食べなくなったことで全滅を免れて今に至っているわけです。

「この毒キノコを食べたら死ぬ」ということを忘れてしまえば、またその毒キノコを食べて死ぬ人が出てしまいます。

間違いを失敗と言い換えてもいいでしょう。

失敗があるからこそ、成功にたどり着けるのです。

その失敗を消してしまったら、また同じ失敗を繰り返す可能性が高くなります。

そう考えると、間違いや失敗はとても大切なものだということがわかりますね。

計算が合わなかったとして、どこで間違えたのかを特定するためにも、消してはいけません。

計算じゃなくても、一問一答だとしても自分がどんな答えを書いて間違えたのかを蓄積していけば、対策も見えてきます。

「そもそも用語を覚えていない」なのか「似たような用語と間違えている=曖昧なままにしている」なのか、そういうのも誤答からわかることです。

すぐに消してしまう人は「消しゴムを持ち歩かない」くらいのほうが良いかも知れません。

友人Y

学校で消しゴムを使わなかったとしてもOKなのかな

SHIMIZU

言われてみれば、どうなんだろう

きれいに書いたノート。

すべて正解のノートもきれいで芸術的ですが、間違えた箇所を二重線で引いて、近くに青か赤で正答を書いてあるのも、美しいと思います。

ていねいに書いてあれば、消しゴムを使わなくたってきれいなノートになりますからね。

SHIMIZU

Lily内では消しゴム禁止にしてみようかなー

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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