桃の節句

5月5日は端午の節句。

そっちは祝日なのに、3月3日の桃の節句はなんで祝日じゃないんでしょう。

とまあ、ちびまる子ちゃんのようなことを言ったところで、どうしようもありません。

と思ったら今年は3月3日は日曜日。

休みであることには変わりませんね。

我が家は二人娘なので、桃の節句のお祝いです。

と言っても、ちらし寿司を買ってきて、そばを茹でて天ぷらを作ったくらいのちょっとしたパーティーでしたけれど。

我が家に飾ってあるのはお内裏様とお雛様の二人だけ。

三人官女や五人囃子はいません。

ですので、もちろん左大臣も右大臣もいません。

左大臣、右大臣といえば…そう律令制における役職ですよね。

平安時代といえば、その数から「二官八省」と呼ばれるシステムをとっていました。

二官といえば「神祇官」と「太政官」です。

その太政官の方のトップが左大臣、ついで右大臣です。

友人Y

太政大臣は?

太政大臣という役職は常にあるわけではなく、適任者がいなければ空席だったようです。

武士で初めて太政大臣になった人と言えば?

友人Y

豊臣秀吉?

SHIMIZU

豊臣秀吉じゃ、武士の時代も終盤になっちゃうよ

正解は平清盛でした。

友人Y

喉まで出てたのに

華やかな貴族文化が栄えた平安時代も、平清盛が頭角を現す頃には武士の世の中になりつつありました。

武士が台頭してきた世の中には、お内裏様とお雛様もびっくりでしょうね。

友人Y

その時代の雛人形は武装してたりして

1000年の時を越えてなお、雛人形を飾る文化が残っているのはすごいですね。

そして残っているのが平安時代ののほほんとした華やかなもので良かったです。

令和の時代もそんな風になるといいのですが。

SHIMIZU

最新のお内裏様とお雛様はスマホ持ってたりしてね

友人Y

そもそも隣にいないで、遠隔地からスマホやってるとかね

何はともあれ、平和が一番です。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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