優秀でいられる場

塾では今のところ、私以上に学力のある中学生はいないので大威張りできます。

Lilyという場では私の独壇場です。

そんな私も、場違いなところにいったら全くの役立たず。

例えば、漁師となって海にでたら、へっぽこでしょう。

漁師になって一週間の新人より使えない人間だと思います。

勉強という点では生徒より上から目線で話せますが、もしゲーム大会みたいなのがあって中学生と一緒にチームを組むことになったら、私はチームの足をひっぱりまくりです。

立場は逆転するでしょう。

優秀な人間は、自分が優秀でいられる場にしかいないから優秀なのです。

そうでない場に無理やり引っ張り出されたら、まったく優秀ではなくなります。

学習塾Lilyという世界の中では優秀な私でも、学習塾全体から見ればへのかっぱ。

「優秀」というセリフを口にするだけで鼻で笑われるでしょう。

とりあえず、そんな感じの私です。

学力がいまいちの子がいても、きっとその子にはその子の持ち前を発揮できる場があるはず。

そう考えると学力一つで「お前はダメだ」なんて言ってしまうことがどんなに暴言であるかがわかりますね。

学力なんて、たかがその人を測る物差しの一つ。

ただ、学力があると「自分の得意な場」が増えるので、オススメではありますよ。

私も活躍できる場を増やすために、運動とかも頑張りましょうかね。