必要性を感じてから

英検4級の質問を受けました。

中学2年生のMちゃんです。

まだ習っていない範囲が出ているから教えてほしいとのこと。

どれどれ。

あ、受動態ね。

これは中学2年生で習う最後の単元のところです。

学校で習うのはもうちょっと先。

でも、その子はそれまでの英語がしっかりできているので、受動態の授業をしました。

英語の基礎ができているというのは良い事です。

何が良いって、説明がものすごく楽になること。

そして、それでもすぐに理解してくれること。

受動態を習うときに「be動詞と一般動詞の違いがよくわからない」という場合は危険信号です。

「え、be動詞って何?」という場合は致命的です。

この場合は、中1の最初からもう一度やり直さなければなりません。

新しい一つの受動態を習うために、中1からのやり直しが必要なのです。

基礎を怠ったつけはここでやってくるのです。

対して、基礎をしっかり身につけた人は「受動態はbe動詞の文だから、否定文や疑問文はbe動詞のルールを使ってね」という説明だけで行けます。

基礎をしっかり築いた子は、その後の単元を理解するまでの時間が短くなっていき、その分演習に当てられます。

Mちゃんはその良いサイクルに入ってきたようです。

中1の頃とはまるで別人。

やはり中学生は1年あれば十分変わりますね。

また、必要性を感じてする学習はものすごく吸収しますね。

こうなってから質問したり、勉強法を聞いたりするのが正しい姿勢だと思います。

SHIMIZU

Mちゃんのやり方OK

明日、英検4級の試験があっても合格できるでしょう。

英検3級は中3の1学期に取れてしまうかもしれませんね。

頑張ってもらいたいです!

SHIMIZU

頑張れ

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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