今年、二十歳になる子達はLilyの1期生にあたります。
なんの実績もない学習塾Lilyに集まってきてくれ、その流れが今も続いていることを考えると感謝でいっぱいです。
そんな1期生のLilyっ子。
もう就職して社会人になっている子もちらほらいます。
K君は高校卒業後、山形で働いているそう。
二十歳の集いがあるので1月8日まで休んでいいと言われていたそうです。
若者を大切にする会社、すばらしいね
でもその会社は本当は1月5日が仕事始めだそうで。
K君はお正月に茨城に帰ってきたけれど、1月4日には山形に行き、5日の仕事始めに顔を出し、その後また茨城に帰ってきて二十歳の集いに参加し、終わったらすぐにまた山形へというスケジュールになったようです。
片道4時間もかけてそんなに行ったり来たりせずに8日まで休んでいいと言われたにもかかわらず、そのスケジュールを選んだK君。
社会人の責任感が出てきたのかな、とお母様。
中学時代も心の通った子だとは思っていましたが、そこはまだまだ中学生。
ふざけるのも楽しいお年頃。
そんな彼が今や立派な社会人に。
時の流れと共に、人一人の成長の早さも感じます。
最後にお母様が言った一言が印象的でした。
きっと楽しく仕事が出来てるからだと思うので、そういう環境にいられる事に感謝です。
感謝……
片道4時間かけなければ帰ってこられない場所で働くことを「運が悪い」と捉えてもおかしくはありません。
でも、環境を感謝という言葉で表しているのです。
こういう家庭で育った子は、きっとまっすぐ育つんだろうなと思いました。
何でも自分の捉えよう。
環境に感謝する人間でありたいと私も思います。