トップ3に入るような子の「スマホを持っていない率」が高いように感じます。
持っていたとしても、スマホとの距離が遠く、その距離を保っている子が多いように思うのです。
今までTOP3に入った子を思い返してみると、4割くらいがスマホなしだったように思います。
なので、TOP3の子が「スマホ持ってません」と言っても、あまり驚きません。
逆に、中間層で「スマホ持っていません」という子がいたら、それは驚きます。
なぜなら、今までにそういう子を見たことがないからです。
スマホと距離があるからTOP3に入れたのか、
TOP3に入ったからスマホと距離を置くようになったのか……。
そこらへんはよくわかりません。
中学生なら全員が「スマホを封印したらTOP3に入れる」なんてことはないでしょう。
現実はそこまで甘くはありません。
でもスマホを封印することで、順位は上がるのは確実ではないかと思います。
99人がスマホのせいで睡眠時間が1時間減ってしまう中、1人はその1時間を睡眠にあてたとして……。
翌日のパフォーマンスの高さは、他の人より1時間多く睡眠時間を取れた人のほうが高いでしょう。
そしてそれが毎日続いていけば……。
スマホのない人のほうがより高いパフォーマンスを発揮できることは容易に想像できます。
そう考えると、99人がしている浪費を自分はしないというだけで、ゴボウ抜きできる可能性は高いです。
そんなふうに方法はわかっていても、それが実行できるかと言われると話は別です。
「その道を知ることと、実際に歩くことは違う」のです。
非常にもったいないなとは思いますが、自分自分はどうかと言われると、スマホ離れができない99人とそう大して変わらないでしょう。
筋トレなんて5分もかからないこと。
やろうと思えば毎日やれること。
それを毎日続けるだけで、他の人より頭ひとつ出られること。
そんなことをわかっていても、実行できないものです。
でも、中にはそのようなことをやってのける中学生がいて……。
私はいつも刺激を受けては、自分も頑張ろうと思うものです。
その後はしばらく頑張りますが、時間が経つと怠けちゃうんですけれどね。
だから、定期的に生徒たちに刺激をもらっては、自分を奮い立たせる毎日です。
自分も周りに刺激を与える存在になれるよう頑張ろうと思います。