体育祭の後も塾に

今日は明野中の体育祭でした。

まだコロナの影響があるのか、午前中だけで終わるサラッとした体育祭だったようです。

友人Y

コロナ以降、先生たちも「体育祭はこれくらいでいいんじゃない?」って思ったんじゃない?

SHIMIZU

さもありなん

コロナ前までは近隣中学校の体育祭は9月上旬の日曜日でした。

残暑の中、丸1日練習を3,4日やってすぐ本番という流れ。

9月の最初の週は学校では授業をせず、ずっと外で体育祭の練習をしているため、塾も9月の第1週は丸々休みにしていたものです。

丸一日何の練習をしていたかといえば、組体操やダンスの練習だったり、入場行進の練習だったり、リレーの練習だったり。

暑い中ずっと外で動いているので、中学生達はその期間は夜の塾では起きているのがやっとでした。

ということで、塾は休みでもいいかなと。

そんな文化も、コロナ禍により終焉を迎えてしまったのかもしれません。

去年も今年も午前中だけで終わる体育祭でした。

プログラムを見せてもらったら

「徒競走」「障害物走」「団体競技」「リレー」の4種目しかなく、さらに徒競走や障害物走は、各2,3レースしかないという……。

これなら午前中に終わるのも納得です。

私の時代の体育祭はどうだったっけかなと思い返すと、徒競走も障害物走も全員やってました。

男子だけで1学年140名くらいいました。

1レースで7人が走りますので、20レースくらいはありました。

それが今や2レース。

徒競走か障害物走のどちらか一つには必ず出る仕組みになっているようです。

おそらく足の速い子は徒競走で、走るのが苦手な子は障害物走にっていうのが多いのではないかと思います。

私が現在の中学生なら、間違いなく障害物走を選んでいましたね。

走るのが苦手な子にとっては、強制的に徒競走をやらせられるよりは良いのかもしれませんし、逆に強制的なら諦めもつくのでそっちの方が良いのかもしれません。

朝から夕方までやる体育祭と、午前中で終わる体育祭。

私が中学生なら前者が、私が保護者の立場なら後者がいいなと思います。

今となっては「そこまで夢中にならなくてもいいんじゃない?」と思いますが、中学時代なら「クラス一丸となって体育祭に夢中になるのが良いんじゃないか」と思っていたでしょう。

当時は午前中で終わる体育祭なんてものがなかったので、そんなことを考えたこともありませんでしたけれど。

日本全体も、がむしゃらさはだいぶ下がって来ているのでしょうね。

私の学生時代はまだまだがむしゃらな感じでしたが、それでも1960年代の高度成長時代に生きた人からすれば、だいぶ落ち着いたと見えるのでしょう。

そんな私から見ても、今の中学生はだいぶ落ち着いています。

まあ、私は治安が良くて静かな街のほうが良いので、今の方がいいんじゃないかと思います。

そんなだから、中学校の体育祭も午前中でさらっと終わるくらいでいいんじゃないかと思うのです。

でも、お祭り好きな人からしたら、「何言ってやがる、てやんでい」って感じなのかもしれませんね。

スキーやスノボ、海やプールに行くより、家でのんびり過ごすことに楽しみを見出しているそうです。

日本全体が静かになっているのかもしれませんね。

でも、これも時代のうねりの一つであって、そのうちまたアウトドア人気が高まってきたりするのでしょう。

ちなみに、体育祭は午前中だけでも、振替休日は丸1日だそうです。

SHIMIZU

いいなぁ

いくらさらっと終わるとはいえ、体育祭の後に塾になんて行きたくないのが中学生。

少年清水だったら、絶対に行きません。

明野中の生徒が多いLilyも今日は生徒が数人しかいないかなと思ったんですが、そうでもなかったです。

体育祭の後に塾に来るなんて信じられません。

一昨日の記事でも書きましたが、こういうときにも「やる」を選択する子達……。

少年清水は敵わなかったでしょうね。

今思えば、いつも学年一位だった同級生のえたろう君や、クラス内でいつもトップだった星野さんや雄一郎君も、こういうときも「やる」を選択していたんだろうなぁ……。

タイムマシンがあって、中学時代に戻れるなら、私も「やる」側の人になりたいと思います。

友人Y

タイムマシンとか言ってる時点でダメだろうね

SHIMIZU

ぐぬぬ

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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