自分自身をコントロール

Lilyでの休憩時間は何をしてもOKな自由な風土です。

まあ、ほとんどの子はスマホ。

数名がニンテンドースイッチ。

ニンテンドースイッチは、マリオメーカー2というソフトで私が難コースを作り、それをクリアできたら小分けのお菓子をGETというルールでやっています。

SHIMIZU

勉強も息抜きも全力で

で、その様子を見て思ったことがあります。

「結局は”思った通りにコントロールできるかどうか”だな」と。

マリオで敵にやられてしまう理由は、マリオを思い通りにコントロールできていないことに尽きます。

ちゃんとジャンプしていれば踏みつけられるのに、ボタンを押す加減を間違え、小さなジャンプになって敵につっこんでしまったり、

左に動けばいいところ、ジャンプしてしまって敵に当たってしまったり。

自分では「ちゃんとジャンプしよう!」「左に動こう!」と思っていても、その通りにコントロールできていないのです。

だいぶ前に武井壮が言っていたことを思い出しました。

自分の体でさえ思い通りに動かすのはこんなにも難しい、という感じのことです。

目をつぶって両手を肩に水平な位置まで上げる……自分では肩と同じ高さに思っているけれど、正面から見ている人にはズレているのがわかります。

思い通りに体を動かせていないのです。

例えば自分のバッティングフォームをビデオに撮って見てみたら、愕然とします。

「何この下手っぴなスイング。こんなの自分じゃない」と言いたくなります。

頭の中には大谷翔平のようなスイングをしている自分がいて、実際にそのつもりで体を動かしていますが、ビデオに映っている自分はそれとは全く違ったど素人のスイングをしています。

ゴルフは止まったボールを打ちます。

毎回全く同じスイングをすれば、全く同じ軌道を描けるはず。

でも、そんなことはまずありません。

100回やれば100回違った軌道になります。

まったく同じ体の動かし方ができないのです。

SHIMIZU

本当は、止まってるボールにさえ当たらないんだけどね

友人Y

下手すぎ

SHIMIZU

ドライバーでどのくらい飛ばせるの?

友人Y

3ヤードくらいは転がっていくよ

SHIMIZU

転がすのはパターでしょ

友人Y

ボールに当たらない君よりはマシ

習字なんかも、体のコントロールですよね。

お手本通りに書くように、体を動かせるかどうか。

何度も何度も素振りして、ようやく理想的なスイングに近づけるように、

何度も何度も練習して、ようやく理想的な文字が書けるようになるのです。

その練習をしないまま過ごしてしまうと、字はきれいに書けないまま。

突き詰めていけば、どれだけ自分自身のコントロールができるかどうかにたどり着きます。

まずは自分が先陣を切って、自分自身をコントロールできるように頑張ってみたいと思います。

友人Y

最近太ってきたから、ダイエットしないとなぁ

SHIMIZU

それも自分自身のコントロールだね

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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