退塾勧告

しばらく天気が良い日が続いていましたが、今日は雨で、気温も低い。

ちょっと寒かったです。

が、Lily内に人が増えるに連れ、だんだんと暖かくなりました。

SHIMIZU

これが人の温もりってやつか

友人Y

ちょっと違うと思う

塾長仲間の人が「塾生に退塾勧告を出した」という話を聞きました。

ルールを守らない、指示されたことをやらない、やる気が見られないなどが退塾勧告の理由だそうです。

ちなみにその塾は、塾生のほとんどが定期テストで400点以上というすごい塾です。

野球なら甲子園の常連校のような、規律正しさがあるのでしょう。

そんな中で、その場を乱すような生徒がいたら、周りに悪い影響を与えてしまうというのも理解できます。

ちなみに、その塾長さんに「その子のやる気が感じられなくなったのは塾に入ってからどれくらい経ってからですか?」と尋ねてみました。

誰でも最初はやる気があって塾に来て、だんだんとマンネリ化してやる気がなくなっていってしまったのかなと思ったからです。

答えは「最初からあまりやる気が見られなかった」でした。

周りは400点以上を取るような上位層の生徒たち。

必死に勉強している姿も目に入るでしょう。

その中に飛び込めば「自分も一生懸命になるだろう」という幻想を抱きます。

実際、そうやって変わる生徒も結構いると思います。

でも、環境が変わっても、内面が変わらない生徒もいるということです。

自分を変えるには環境を変えるというのは、なかなか良い好手のはず。

それでも変われないとしたら、打つ手がないような気がします。

とはいえ、野球未経験者が、甲子園常連校の野球部に入ったとして「周りが一生懸命やっているから、自分も一生懸命やって野球がうまくなれるかも」と言ったところで、ついていけるかと言ったら難しいでしょう。

友人Y

そもそも練習に入れてもらえないんじゃない?

高校、大学と進むと、それまでできた差は絶望的なまでに開いていて、その差を埋められるのは1%くらいの人だけでしょう。

やる気は本人に備わっているものなのか。

環境によって変わるものなのか。

なかなか難しい問題ですね。

あ、ちなみにLilyでは退塾勧告は出したことがありません。

でも、やる気ないまま通う方が授業料ももったいないし、退塾勧告をする方が優しいのかもしれませんね……。

今の在籍生には退塾勧告は必要なさそうなので、今のところ安心です。

この記事を気に入ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

目次