ちょっと待って、それスタートラインですよ!
人生の中には、スタートラインをゴールラインと勘違いしていることが多々あります。
結婚なんてまさにそうで、結婚=ゴールインと表現したりします。
でも、本当はそこからがスタートですよね。
高校入試もまさにそれ。
ゴールに見えても、まったくゴールではありません。
ゴールテープを切ったと思ってウィニングランをしていたら、あっという間に周りに抜かされます。
中間テストもしかり。
テストで良い点数を取るために勉強してきた子にとっては、そこがまるでゴールのようになってしまいます。
でも、テストで良い点数を取るのは、勉強ができるようになって入試で志望校を突破するためですよね。
志望校を突破するのもまた、何かの目的の一つに過ぎませんが、この話の対象が中学生なのでそんな先の話まではおいておきます。
結婚とか言ってたくせに
長い目で見ると、ゴールに見えるそのラインも、全然そうではないのです。
というか、むしろスタートラインです。
そもそも中間テストは「良い点数を取る」のが目的ではありません。
「習った範囲が出来ているかどうかのチェック」が目的です。
出来ていない部分はちゃんと穴埋めしなければなりません。
中間テストによってあぶりだされた「ここができていない」という部分をそのまま放置してしまっては、中間テストの意味がなくなってしまいます。
「出来ていない部分が見つかったから、そこをちゃんと学習してね」という学校の先生からのサインです。
それを見逃して、点数で一喜一憂して終わり、ではいけません。
ということを話す前に、今日の開校と同時に来ていた2年生のMちゃん、3年生のY君がそれぞれ返された中間テストの答案を持って質問に来ました。
この二人、よくわかってますね。
多くの中学生がゴールだと思って流してしまう今、ダッシュをすれば差になります。
この一つ一つの積み重ねが、高みと続く道のりです。
他のLilyっ子も続きましょう!