今日は中学2年生の2回目の体験授業がありました。
1回目の体験授業で”どこまで戻って学習するか”がわかっていたので、今回は実践練習あるのみ。
今は中2ですが、中1までぐーっと戻ってやり直したら、すらすらと解けるようになりました。
数学ではこういうことがよくあります。
その時は理解できなくても、時間が過ぎてからもう一度教わると、すんなりできるのです。
初めて習った後にいろんなことを学んだせいで、背景がわかってきたのかもしれません。
例えば、社会の公民で政治の仕組みなんてものを習っても、中3の時点ではあんまり身に入りません。
でも、実際に選挙での投票などの経験を重ねた後で、公民の教科書を読むとすごくよくわかるのです。
知識が増えて、理解度が上がったのでしょう。
その他にもすらすら解けるようになった原因があると思います。
私としてはこちらの方が大きい影響を与えていると思いますが、それは「この学習がその後の学習ですごく役に立つと分かった上で学習するので、習得しようとする意識が高くなる」ということです。
英語の勉強で考えてみましょう。
英語を将来必ず使うと思っている中学生と、英語なんて必要ないと思っている中学生、どちらが英語の勉強をより真剣にするでしょうか。
明らかに前者ですよね。
将来必ず役に立つと思えることには真剣に耳を傾けると思います。
勉強に限らず、誰かのアドバイスも同じです。
「この人のアドバイスはものすごく役に立つ」と思った上でその人の話を聞くのとそうでないのでは、聞く力が明らかに異なるでしょう。
1年前の学習内容に戻って学習するというのは、そういった効果があるのだと私は思っています。
なので、学校で1桁順位を取っていても、基礎が怪しいと感じたら必ず戻って学習させるようにしています。
基礎は誰でもすらすら解けるので「やればできる」を実感しやすいですし、どんどん進むのが楽しいですし、一石二鳥です。
今日体験に来てくれた中学2年生も家に帰ってから「塾が楽しかった」と言ってくれていたようです。
それって休み時間中にやったゲームのことでは…
さもありなん
まあ、楽しいという感情を持ってくれたのなら、良かったです。
才能だけじゃ努力に勝てない
UVER world / One stroke for freedom
努力なんかじゃ楽しむやつに勝てない
楽しんでいきましょう。