今日は中3Aクラスでした。
Aクラスですので、学校の進度に関係なくガンガン進みます。
学校では次にUnit2に入るかなというところですが、AクラスではUnit5に入るかなというところを扱っています。
さすがに3年生にもなると英語も難しくなりますが、難しくなるのは単語だけで、文法は至って簡単です。
世界中でこれだけ話されている英語なんですから、文法が難しいはずがありませんよね。
簡単だからこそ、みんな話せるのです。
日本語にしてみるとわかります。
Unit5で習うのは間接疑問文や、関係代名詞です。
文法名を聞くと難しく感じるかもしれませんが、日本語は簡単です。
例えば
「私は彼がどこに住んでいるか知りません」
とか
「あなたが昨日、駅で見た男性は私の兄です」
なんです。
こんな日本語、幼稚園児でも理解できます。
5歳の小春も「こはちゃんは、お母さんがどこに行ったか知ってるよ」と言えます。
このレベルの文法ですので、難しくありません。
I know where my mother went.
です。
すべて中学1年生の教科書に出てくる単語ですね。
こんなふうに易しい英単語で文法を説明すれば、簡単だということがわかります。
でも中学3年生のテキストに出てくる例文がこちら。
I know where the local shelter is.
ローカルもシェルターも、カタカナでも伝わるくらい浸透しているので、大人には難しくないと感じるかもしれませんが、中学生にとっては難しいのです。
文法を学ぶ以前に、この英単語で引っかかってしまうことが多いのです。
文法なんて簡単なのに、ぱっと見で難しいと判断されてしまうのです。
ということで、そうならないようLilyでは文法を教えるときは、それに集中できるようにできるだけ簡単な英単語を使うようにしています。
それができるようになったら、どんどん難しい英単語でもチャレンジするという作戦です。
そのうち「文法はわかっても、英単語がわからないせいで長文が読めない」という壁に当たるでしょう。
そうやって必要性を感じたら、英単語を吸収するスピードも変わってきます。
まずは「簡単、簡単」と言って、英文法をしっかり理解してしまいましょう!