中3Aクラスでは2次方程式を扱いました。
解を求める際に平方根を使います。
この平方根、かっこよく英語でいうと「ルート」になるわけですが、中学生にとっての壁になる分野でもあります。
中学生になってマイナスの世界が出てきて「3-5」ができるようになりましたが、マイナスの概念はそう難しくありません。
0から始まる数直線を書いて、今までは右側のプラスの世界の話だけだったのが、左側のマイナスの世界も登場しました。
でも、マイナスって個数を数えるときには現れませんが、家計簿をつけるときには出てきますよね。

うちはあんまり



うちはしょっちゅう
対して平方根は日常生活ではでてきません。
2乗して2になる数なんて、考えたこともなかったでしょう。
それがイメージしにくい所以です。
でも、今日のAクラスの様子を見ていると問題なさそうです。
みんなスラスラ解けていました。
ただ、それは「どの解法を使うか」を指定した上でのこと。
ルールに守られているスポーツのようなものです。
ルール無用の戦になったら、あっという間にやられてしまいます。
「この問題ならこの解法を使う」と瞬時に見破らなくてはいけません。
練習あるのみです。
とはいえ、通常なら学校で6月頃に扱う内容ですので、4月の中3生にそこまで求めるのは酷かもしれません。
が、Aクラスであれば、逆にそこまで求めない方が酷になります。
2次方程式を6月まで待つと、入試対策に当てられる時間がほんのわずかになってしまいますからね。
全ての解法は今日で伝え終わりました。
次の授業までに何枚もの課題プリントを解いて、置いていかれないようにしましょう。