「羅針盤」といえば「火薬」「活版印刷」と並ぶ三大発明ですね。
いずれも中国が起源ですが、改良されて中世ヨーロッパの社会に大きな影響を及ぼしたようです。
歴史にもちらっと出てきましたね。
羅針盤は方位を知るための装置で、航海には欠かせません。
そこから転じて「進むべき道を示すもの」という意味でも使われます。
おそらくそういう意味で使ったのでしょう、明野中の年間予定表。
タイトルには「羅針盤」と書かれています。
今年度は昨年度同様「3学期制をとるけれど、テストは前期と後期ね」というものです。
たぶん、そのうち完全な2学期制になるんだと思います。
その移行期間なのでしょう。
定期テストの間隔を考えると、2学期制の方が良いです。
3学期制で「1学期中間」「1学期期末」「2学期中間」「2学期期末」「学年末」と5回やると、中間と期末の間がやたら狭くなって、出題範囲も狭くなるなどの弊害がありました。
1学期中間テストは5月のGW明けに行うことが多く、ほぼ4月に習った範囲が出題されますが、4月はあんまり授業が進まないので範囲は狭くなり、1学期中間テストは高得点をとる生徒が続出していました。
数学なんてほぼ計算問題だしね
2学期制で「前期中間」「前期期末」「後期中間」「後期期末」となると、ちょうどよいバランスになります。
すでに完全な二学期制である秀峰筑波の予定表を見ると
テスト | 日付 |
---|---|
1学期中間テスト | 6月22日 |
1学期期末テスト | 9月1日 |
2学期中間テスト | 11月22日 |
2学期期末テスト | 1月11,12日(9年生) 2月15,16日(7,8年生) |
となっており、どれも同じくらいの期間が空いています。
一方、明野中は
テスト | 日付 |
---|---|
前期中間テスト | 6月22日 |
前期期末テスト | 9月14日 |
後期中間テスト | 11月28日 |
後期期末テスト | 12月21日(3年生) |
となっていて、後期の中間テストと期末テストの間が1ヶ月もない状態になってます。
後期期末テストの結果を入試に使うためなのでしょうかね。
まだ3年生の予定表しか見ていないのですが、たぶん1,2年生は1月か2月に後期期末テストがあると思います。
県内全ての中学校くらい同じ日程でやってもいいんじゃないかと思いますが、そうすると修学旅行の日程なども被ってしまうでしょうからいろいろと不都合なことがあるのかもしれません。
また年間予定表の形式や方法も各中学校で異なります。
秀峰筑波はPDFをスマホで。
明野中はA4用紙で配布。
年間予定表は紙でもあったほうが助かるなあと思います。
といいつつ、Lilyは紙ではなくGoogleカレンダーをHPに組み込んでいるだけですけれど……。
年間予定表一つとっても各中学校のカラーが出ていて面白いです。
3年生(9年生)は、一覧の最後には「学力検査(入試)」「卒業式」「合格発表」という文字が見えますね。
中学の終わりが見えてきました。
ここからは時間の経過が早いですよ~。
羅針盤でしっかりと進む道を確認して、合格までたどり着くよう頑張りましょう。