歴史の勉強

今日の新中3の集団授業では歴史を扱いました。

歴史の勉強は「教科書を前から丁寧に」よりも、「テーマによって何度も塗り直す」ほうが良いです。

やってて面白いのは後者です。

例えば「仏教」について勉強する。

その場合は、飛鳥時代の聖徳太子の頃の「仏教を取り入れるか」という話から始まって、奈良時代には仏教で国家を安定させようとして、平安時代は最澄と空海の話、鎌倉時代には浄土宗や時宗などの話と続いていきます。

そんなふうに、一つのテーマで見てみると、歴史にはある法則が見られます。

それは「高いところから低いところへ」です。

例に挙げた仏教も、最初は天皇などの頂上から、最後には庶民にまで広がっていきます。

文化だって同じです。

最初は貴族で流行っていたものが、時代が進むと庶民にまで広がります。

平安時代の国風文化はそれを担うのが貴族でしたが、江戸時代の元禄文化になると庶民にまで流行していきます。

このように「高いところから低いところへ」というのは、水や温度だけでなく文化や流行も同じです。

最近の例で言うと、携帯電話やスマホですね。

最初は大人が使っていたものが、やがて大学生が使うようになり、そのうち高校生、中学生と来て、今は小学生もスマホを持つかというところまで来ています。

「子供のおもちゃを見れば、その文明がどれくらい進んでいるかがわかる」というのを聞いたことがあります。

これも「高いところから低いところへ」を象徴している言葉だと思います。

授業ではこの他、「歴史は権力奪取ゲーム」だとか「盛者必衰の理」を話した上でようやく教科書の内容に入りました。

最初は教科書に書かれていないことを話すほうが食いつきがいいのは毎年のことですね。

今日の授業だけではさらっと全年代をおさらいするだけに終わってしまいました。

次回から、少しずつ肉付けしていきます。

新中3生はお楽しみに!

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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