自分の人生

やってしまったことより、やらなかったことのほうが後に残る

好きだった人に告白してしまった、よりも
好きだった人に告白しなかった、の方が悔いが残るそうです。

してしまった方は「しちゃったんだかから、それを後から嘆いても仕方ない」と割り切りやすいそうです。

逆に、しなかった方は「もしあのときしていたら、どうなっていたのだろう」という疑問の答えがないままなので、ずっと考えてしまうそうです。

ということで、迷ったなら「したほうがいい」というアドバイスになります。

一高と二高の狭間で迷っている人もいるでしょう。

一高は偏差値60で400点が必要で、
二高は偏差値50で300点が必要だとします。

一番悩むのは365点くらいの人。

320点くらいなら二高志望に変えられるし、そのまま一高を受けても玉砕覚悟なので、不合格でもすっきりします。

もしかしたら合格するという奇跡の可能性もあるので、この点数だと悩みが減ります。

でも365点は微妙です。

一高も受かる可能性はあります。

でも、落ちる可能性もあります。

二高なら合格は確実です。

そのとき、どちらを選ぶか。

その子の人生なので、どちらを選ぼうと正解・不正解の判断はその子に任せたいと思います。

もし外野が声を大きくして「一高にした方がいい」と言って、それに従って受験したものの不合格だった場合、その子は結果を受け入れるのは難しいでしょう。

「あの人があんなこと言ったから」とか「そそのかされた」と思うかもしれません。

外野が大きな声で「二高にした方がいい」と言って、それに従って受験して合格した場合も、同じようにその子は「あの人が言ったから二高にしたけれど、一高を受けていたら……」となるでしょう。

結局、自分で結果を受け入れるには、自分で選択するしかありません。

外野の声がどんなに大きくても、最終的には自分で決めるのです。

その決断ができないと、自分の人生をつまらなくしてしまいます。

周りが、とりわけ塾講師としての私ができることといえば、模試の結果などの事実を伝えるだけです。

それを聞いて、一高にするか二高にするかの判断は、本人に任せます。

合格の可能性が50%だとして、それを高いと感じるか低いと感じるか。

ただ、一つ言いたいのは、高校受験は所詮通過点です。

そこで合格しようと、不合格になろうと、その後の人生にそこまで影響を与えません。

合格したのに高校に行ってからついていけずに中退する人もいるし、

不合格だったからこそ高校時代に頑張って大学受験で逆転する人もいます。

通過点に過ぎないのですから、立ち止まってまで考える必要はありません。

そんな暇があったら手を動かして、1つでも多くの知識を手に入れましょう。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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