昨日は3年生の茨城統一テストの日でした。
試験監督をしながら私も一緒に解くのですが、今回は数学だけ。
なんで?
忙しかった
忙しいを理由にする人は駄目な人って言ってなかった?
過去の自分が憎い
数学の難易度はいつも通りだったと思います。
が、私はミスをしまくり。
どんなのかというと、確率の問題で「4の倍数になる回数」と言っているのに「4になる回数」を求めてしまったり、座標を勘違いしたり……。
一言でいうと「あー、こういうパターンの問題ね」といって、先入観を持ってササッと取り掛かってしまったため、思い込んだまま解いていたのです。
答えが分数になったので、怪しいとは思ったんですが……。
今回の私がハマった罠は、まさしく「中級者がおちいる罠」でした。
ある程度問題をこなして、知ったふうな態度で「あー、これね。はいはい」と言って取り掛かって撃沈するパターン。
中級者がおちいる罠がもうひとつあります。
それは「もうちょっとで解けそう幻想」です。
数学が苦手な人は後半の大問では(1)だけを解いて(2)を早々に諦める傾向があります。
でも数学が好きな人は果敢に(2)に挑戦します。
しかし、難しいので5分かかっても解けません。
でも、あとちょっとで解けそうな気もして、なかなか次の問題に移れません。
そうやって時間を消費してしまい、その後の解ける問題を逃したり、見直しせずに終了したりしてしまうのです。
上級者になれば、自分の実力も問題のレベルもわかるので「これは今手を出すべきではない。時間が余ったときに挑戦しよう」というふうになるのですが、中級者にはまだそれができません。
「思い込んでしまい、問題文をよく読まない」
「難問を後回しにせず時間を浪費してしまう」
これが中級者がおちいる2つの罠です。
これにハマったということは君も中級者
上級者への道のりは遠い……
皆さんも、罠にはくれぐれもご注意を!