一昨日の「自分が通った道が良い道だったと感じたい」という記事と、昨日の「将棋タイトルのカンスト感」を合わせたのが今日の記事です。
いや、今日の記事を書く前置きとして、その2つが存在します。
もともとは今日のを書きたかったのに、前置きが長すぎて3記事になってしまったというだけです。
最近、周辺で「義務教育学校」ができています。
義務教育学校とは、小学校と中学校が一つになったものです。
この周辺では「桃山学園義務教育学校」「秀峰筑波義務教育学校」があります。
そのうち明野も5つの小学校と1つの中学校が統合し「明野五葉義務教育学校」となります。
小学校1年生から中学校3年生までの学校ですので、小6で卒業、中1で入学という概念がありません。
小6の3月に大村小を卒業し、中1の4月に明野中学校に入学した私としては、なんだか寂しく感じます。
私は小学校卒業式も、中学校入学式も記憶にありますので。
俺はそんな記憶ない
さらに、この義務教育学校は小学校と中学校の分け目がないので、学年の呼び方も違います。
小学生の部分は同じですが、6年生の次は7年生になるのです。
つまり、1年生から9年生が存在します。
親戚のおじさんが「もう中3か〜」とつぶやくのも、そのうちなくなり「もう9年生か〜」と言ったりするのでしょう。
この学年の呼称がなんだかなぁと思っていたのですが、最近は1〜9年生までのほうがいいかもと思うようになりました。
その理由は「9はカンスト感があるから」です。
「中学3年生で義務教育が終わる」と言うより、「9年生で義務教育が終わる」と言ったほうが、本当に終わる感じがするのです。
十進数では9がその桁の最後の数字ですからね。
だから、最初は慣れないかもしれませんが、慣れてくると中学1〜3年生を、7〜9年生と呼ぶほうがしっくりくるようになるんじゃないかと思います。
外国人から見ても、1〜9年生の方がわかりやすいでしょう。
こちらのほうが合理的です。
合理的なものが残るという世界の法則に則れば、中学○年生の呼称はなくなり、7年生8年生9年生の呼称が根付くのではないかと思います。
そうは言っても、社会全体がそうなってくるのは、現在の義務教育学校生が40歳くらいになるころでしょう。
まだ全ての小中学校が義務教育学校となっていないので、中学○年生の呼び名はだいぶ残ると思います。
全ての小中学校が義務教育学校となって、その卒業生たちが社会で活躍するようになった頃には変わっていると思います。
それまではあと50年くらいかかりますかねぇ。
社会の価値観を変えるのは壮大なスケールですね。
とりあえず今は「こっちは中学3年生」「あっちは9年生」と呼び方がバラバラなので、早く明野中学校も義務教育学校になってほしいと思っています。