無知の知。
学べば学ぶほど、わからないことが増えていく。
ワークの2周目プリントを早々にもらいにきた1年生のYちゃんとMちゃん。
そして今日、質問に来たのもその二人でした。
問題を解いていて、解説を見てもわからないものがあったようで、質問にきました。
正しい質問の仕方ですね。
二人とも、やったところを見るとちゃんと丸付けがしてあって、わからない問題にはマークがしてありました。
わからない問題を質問に来たのです。
質問に来るというのは、勉強している証拠です。
やってないと、「どこがわからないかがわからない」という状態なので、質問にも来れません。
例えば、憲法のことをよく知らない人は疑問にも思わないでしょう。
「憲法について何か質問ある?」と聞いたところで、なんの質問も思い浮かばないと思います。
ところが、憲法について学んでいくと「これはどういう意味なんだろう。どうやって解釈するのだろう」というのがたくさんでてきます。
そのとき初めて質問ができます。
そして、ちょっと学ぶと奥深さがわかります。
そこで「自分は憲法について知らないことばかりだ」と気づきます。
これが無知の知です。
学ぶほどに、わからないことが出てくる。
質問をしたということは、学んでいたという事実が背景にあります。
質問をしにきた二人も、確かに勉強しています。
他の皆も二人に負けじと頑張りましょう。