土曜日は集団授業の日です。
平日の集団授業と違うのは、平日はクラス単位で行うのに対し、土曜日は学年単位で行うことです。
また、土曜日は理解力や学力の差があまり出ない理科や社会を中心に扱います。
ただ今日は数学をやりました。
中学1年生は比例を、中学2年生は1次関数を扱いました。
理由は「その単元の最初のイントロ授業だから」です。
まだ誰も習っていない単元なら、理解に差が出ていない状態です。
なので、1学年一気に授業できるのです。
そうは言っても、それまでの経験の差は大きいです。
中1なら1次方程式を、中2なら連立方程式を、それぞれ習得できているかどうかで、同じ授業を受けても大きな差になってしまいます。
なので今日の授業で、ついていけないと思った人は早急に方程式までの計算を習得するように伝えておきました。
それにしても集団授業は楽しいです。
講師側のが楽しいんじゃないかと思います。
中学生もぜひ教える方の立場になってみてもらいたいものです。
1回の授業では1単元終わらせられませんでしたが、来週は体育祭の練習で学校の授業はほぼ進まないはず。
そこを見計らってやった
ということで、来週もまた同じ単元の2回目です。
今日の中学3年生はというと「過去問演習」です。
例年であれば10月から始まる過去問演習講座が始まってからやるのですが、今年はかなり前倒しです。
なぜなら、すでに3年生内の進度差が激しいからです。
学年1桁のAクラスでは英語と数学は中学生で習う範囲の学習を終えてしまっているのです。
さらに、全体的に例年よりハイレベルな志望校を目指しているので、過去問演習は欠かせません。
過去問をやると自分に何が足りないかがよくわかるので、BCクラスの生徒たちも早めに過去問に取り組むことは良い刺激になります。
過去問演習は、生徒一人ひとりの力を伸ばすのにうってつけです。
でも講師としては、集団授業スタイルで一斉に解説するというシーンが少ないので、ちょっと物足りなく思います。
とはいえ、大切なのは講師の満足度より、生徒の学力アップです。
そのためにもこれらかも過去問演習をたくさんやりたいと思います。