迷える小ヤギ

隣とくっついている席には衝立があり、おしゃべりするには不向きです。

通路は机2個分くらい離れていますが、そこに衝立はないので顔も見えますし、話す気になれば友達とも話せます。

Lilyは座席自由。

来た順に好きな場所に座っていきます。

リリイっ子達がどんな席を選ぶのかをいつも見ています。

仲良し二人組はどう座るのかというと、衝立を挟んで隣あった席に座ります。

衝立が邪魔じゃないのかなぁと見ていて思うのですが、いつもそうです。

これは特定の1組だけの話ではなく、どの学年でもどの2人組も隣り合って座ります。

ということは、顔が見えなくても、すぐそばにいる方が良いってことでしょう。

考えてみれば、そうかもしれませんね。

顔が見えて離れている場所より、顔が見えなくてもすぐそばが良いという感覚は理解できます。

私の娘だって、顔が見えなくても親がいつでも触れられる距離にいる方を好むでしょう。

きっとそんな感じなんだと思います。

そして、衝立をはさんだ隣の友達としゃべりたい場合は、背伸びして衝立を越えるようにしゃべるか、衝立の下から顔をのぞかせてしゃべります。

その様子、なんか既視感があるなぁと思ってたんですが、わかりました。

「動物園のヤギ」です。

餌をもらおうと柵から必死に顔を出そうとしているヤギのようなのです。

しかも、そんな行動をするのは何人もいるのです。

なんだか愛らしいですね。

勉強で迷える子ヤギ達をなんとか救ってあげたいと思った今日でした。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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