兄弟の順番による学力差

私には二人の娘がいます。

子どもたちには平等に愛情を注いでいるつもりですが、愛情は平等でも行為は平等じゃないことが結構あります。

例えば、上の子は3歳の頃、寝る前はいつも絵本の読み聞かせをしてあげてました。

でも下の子が3歳になった今、寝る前の絵本の読み聞かせはほとんどしていません。

暗くした部屋でプロジェクターで天井に動画を映してYouTubeやらNetflixやらの子供向け動画を見せてます。

読み聞かせの方が子どもにとって良い気がします。

が、それをするためには明るさが必要です。

上の子はお昼寝をしなくなったので、8時過ぎたら眠くなります。

下の子はお昼寝をしているので、9時くらいまで眠くなりません。

8時過ぎ、上の子が眠くなっている状態だと部屋を明るくしにくいのです。

よって、絵本の読み聞かせではなく、プロジェクターの動画になってしまうのです。

片方に合わせると、もう片方には合わなくなります。

上の子が通った道をそのまま同じように下の子に当てはめるのは難しいのです。

こういったことが学力差に影響したらどうしようと考えたりもしますが、数々の兄弟生を見てきている中で、兄弟の順番で学力に影響があることはあまりないと感じています。

上の子がお風呂で掛け算九九を覚えるのが6歳か7歳頃だとして、一緒にお風呂に入っている下の子も自然に覚えてしまう、といったこともあります。

そう考えると、下の子のほうが有利な気もします。

結局はあまり気にしないことなんだと思います。

数々の兄弟生を見て思うのは、兄弟の学力差があると言ってもそこまで大きな差がないな、ということです。

よく「上の子に比べて下の子は……」という表現を聞きますが、偏差値で言うなら60と50の差くらい。

大きくてもせいぜい60と45くらいです。

同じ家庭で育った場合、偏差値が65と35なんていうのはほとんどありません。

よって、兄弟の順番ではなく、家庭の方針なのかなぁという気もします。

そう考えると、我が家の方針は……?

まずは親がしっかり考えを持って、子どもの性格も鑑みながら、決めないとですね。

私は幼児の子育ても好きですが、どちらかというと早く小学生になっていろいろ話したいと思っているタイプなので、これからがもっと楽しみです。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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