運動神経が良い人も、転ぶ時は転びます。
でも、転び方が上手いのです。
怪我をしにくい転び方だったり、すぐに起き上がれる体勢をとれたり。
そして、その転んだ経験を次に活かすのも上手です。
120%を出そうとして足が絡まって転んだと分析したあとは、次は100%以上を出さずにうまく力を抑えたり。
勉強が上手い人も同じようなことが言えます。
誰でも失敗はするものです。
でも上手い人は、同じ失敗を繰り返さないのです。
では、どうやって繰り返しの失敗を避けるのか。
答えは、間違え直しノートに「記録する」ことです。
記憶に頼らず、記録するのです。
賢い人はその辺のことをわかっています。
”人は忘れる”ということを。
転んで怪我をした場合など、痛みを伴うものは一度の失敗で体に記憶されます。
でも、勉強の失敗は記憶されにくいです。
怪我は生死に関わるかもしれないので、体も必死で記憶してくれますが、勉強については生死に関わらないので、そう簡単に記憶できません。
そこで記憶させるには、まずは「記録」そして「繰り返し」です。
ですので、間違え直しの仕方を見れば「この子は伸びるだろうな」というのはすぐに分かります。
伸びない子はそもそも間違え直しをしていません。
勉強の上手い人になりたければ、上手い人の真似をしましょう。
まずは形だけでも構いません。
間違え直しノートを作ることから始めましょう。