昨日は受験生の秋になってから入塾する生徒は伸びるから面白いと書きました。
今日は逆の立場のお話です。
ずいぶん下だと思っていた同級生が急に上がってきて焦る人もいるでしょう。
でも、下剋上を阻止することも可能です。
というより、なんだかんだでやっぱり、早く始めたほうが有利という大原則は受験にも当てはまります。
残り4ヶ月。
今から始める人が下剋上を起こせるのは「周り以上に思い切りやる」という環境があるからです。
塾に週6で来たり、さらには居残りしたり。
自分は最後尾を走っていて、残り時間ももうわずかと分かっているからがむしゃらに駆け上がってくるのです。
でも、その子と同じくらいのがむしゃらさで、前を走っている人もがむしゃらにペースを上げたら、もともとあった差は埋まりません。
同じくらいの能力で、
同じくらいの本気度なら、
早くに始めた方の勝ちです。
なので、焦らずに対処できれば、前を行く人が有利なことには変わりません。
ただ、慢心があると話は別です。
戦国時代も、兵の数が多いほうが圧倒的に有利なはずなのに、それでも負けてしまうということが多々あったようです。
有利な立場にいると、どうしても慢心してしまうようです。
いずれにせよ、敵は己の中にいる慢心や怠け心。
打ち勝っていきましょう。