Lilyには「1年生の最初から教えてほしい」という切望とともに入塾してくる中学生がちょこちょこいます。
そこはLilyの得意技なので、二つ返事で受け入れます。
受験生であっても例外ではありません。
毎年、受験生になってから「1年生の内容を」という人はいますが、こういう子を見るのが僕は結構好きです。
面白いように伸びるからです。
1年生からのやり直しが必要とわかっている。
時間がないということを実感している。
これらが噛み合うと、ものすごく速いペースで取り掛かり、あっという間に駆け上がるのです。
そのパターンになることが多いこと多いこと。
一般的には遅いと言われる時期。
夏休み以降は受験生を受け入れないという塾もあるくらいです。
そんな秋に入塾してくる受験生でも、週5で塾に来て、さらに居残りもするなんていう場合は面白いように伸びます。
周りの子はびっくりでしょう。
ずいぶん後ろにいると思っていた同級生がものすごい勢いで追いかけてくるのですから。
下剋上が起こる秋。
面白くなってきました。