今日の3年生の集団授業では次のような話をしました。
勉強をするときに「考えてほしいとき」と「考えないでほしいとき」があります。
本来なら「いつだって考える」方が頭が鍛えられます。
勉強のメニューだって自分で考えてやるほうが良いでしょう。
でも、中学生はまだ未熟です。
自分に必要な学習が何で、どれくらいやればいいかを客観的に捉えられている中学生はまずいないでしょう。
その状態で「何をやろうかな」と考えても良い結果にはなりません。
大抵の子が「必要なこと」ではなく「やりたいこと」をしてしまいます。
そして、「やりたいこと」は「漢字練習」などのノートを埋めるための楽な作業になってしまうでしょう。
ということで、Lilyっ子には「まずこれをやりなさい」という課題をいくつも容易してあります。
課題に取り掛かる時間を1秒でも短くするためです。
「何を勉強しようかな」なんて考える必要はありません。
席についたら課題です。
ここは「考えるな」です。
その分、問題を解くときはしっかり「考えろ」です。
ここを使い分けて、効率よく勉強して、時間が余ったら大いに遊びましょう。