ホリエモンが「世の中、文章を正しく読めない人がこんなにいるということを知った。これから先、動画は重要なコンテンツ」というようなことを言っていました。
Twitterは1ツイート280文字が上限だそうです。
ですので、主張を280文字にまとめる必要があります。
連投すれば無限にできるじゃん?
そういうのは誰も読んでくれないんだってさ
その限られた文字数で書かれた文章。
読む方にとっては10秒もかからない作業です。
でも、それを正しく読める人ばかりではないそうです。
勝手に解釈したり、捻じ曲げたりする人が多いそうです。
例えば「私は男性が好きではありません」とツイートしたとします。
そうすると「じゃあ、男性が嫌いなんだね」といった、ちょっとズラした言い回しにする人や、
「女性が好きなのか」といった、言ってもないことを言い出したりする人が現れるそうです。
さらには「その発言は男性差別だ」なんて騒ぐ人も。
1つのツイートにそんなにいろいろな反応をされたら、ツイートするのも嫌になってしまいますよね。
ツイートしないのが吉
たまには良いこと言うね
そしてホリエモンが言うには、「文章を読むことは出来ないけれど、話なら聞くことができる人が多い」とのこと。
これもわかります。
A4用紙いっぱいに書かれた文章を読めと言われると抵抗感を示す人も、その内容を話してくれる人がいたら、その話に耳を傾けてくれると思います。
幼稚園児や小学校低学年の子もそうですが、日本語を習いたての外国人なんかも「読むより聞く」というイメージがあります。
日本語の文章は漢字がわからないと読めないものばかりですので、漢字を知る必要があります。
でも、音声にすると漢字はでてきません。
書くときは難しい言葉を選ぶ著者でも、話す場合は聞き手のレベルに合わせて言い換えてくれたりします。
校長先生のお話も、紙に書かれたものを読むより、校長先生の口からでる音声を聞いたほうがわかりやすいと思います。
ということで、全員に伝えるのであれば話すほうが向いているでしょう。
紙に書かれた文章だとその熱量までは正しく伝わりませんが、発せられた音声だと熱量まで伝えられますし。
だから政治家はマイク持って演説するのかな
顔を売るってのもあるんでしょ
ただ、文章を読むことに慣れている人にとっては「紙に書いてくれたものを読むほうが楽でありがたい」となると思います。
「校長先生のお話も書面にしてもらえればそれを読むから、全校集会で校長先生のお話はなくてもいいです」と言う学生も結構いるはず。
書面には書面の良さがあります。
自分のペースで読めることだったり、記録として残ることだったり、何度も読み返せることだったり。
一長一短ですので、どちらが良い、悪いというわけではありません。
両方できるのが一番です。
ただ、やはり「文章を読める人のほうが知的レベルが高く見える」というのはあると思います。
例えば「小説を読むのが好き」という人と、「テレビドラマを見るのが好き」という人では、小説を読む人のほうが知的な感じがします。
内容がどちらも「古畑任三郎」であっても、小説を読んでいる方が知的に見えませんか?
たしかに
「教科書を読むだけで理解できる人」と「誰かに説明してもらえば理解できる」という人では、前者のほうが賢いと言われるでしょう。
人間が言葉を覚えるときの順番も「聞く」→「読む」→「書く」ですので、聞くより読むほうが難しいのがわかります。
なので、できるだけ読む能力があった方が良いです。
読むためには、日本語の文章なら漢字が、英語の文章なら英単語がわからないといけません。
おそらく読むのを嫌いな人は、そこで躓いているんだと思います。
その壁を取っ払うには練習&練習。
だから小学生は毎日のように漢字ドリルが宿題になっているのです。
数学でいうなら、計算が簡単にできるか否かが分かれ道。
だから小学生は毎日のように計算ドリルが宿題になっているのです。
でも中学生になると、そういったドリルがなくなってしまいます。
そこで英単語練習をするという日課がなくなってしまうんですね。
小学生で培ってきた「毎日やる」というシステムを、今こそ活かして、中学校でも頑張りましょう!