聞くと忘れる、調べると覚える

春期講習も二日目です。

連続して勉強できるのはやっぱり良いですね~。

新三年生は社会の地理を扱いました。

社会の地理といえば、もうすべて学習済みです。

あとは入試を待つのみ。

でも、実際に準備万端になっているかというとそうでもありません。

というか、むしろ全然です。

暗記したことはどうしても忘れてしまいますもんね。

人間の性質から逃れられません。

人間は生きることに関係ないものは忘れるようにできているからです。

オーストラリアの先住民がアボリジニーだとか

ニュージーランドの先住民がマオリだとか

そういったことは日常生活で全くと言っていいくらい出て来ないでしょう。

単一民族国家の日本では、あまり民族について意識しませんしね。

世界に目を向ければ、ゲルマン系だのラテン系だの民族の分け方はたくさんあります。

でも日本で暮らしている限りはほとんど関係ありません。

日常生活で触れない語句は、ことごとく忘れます。

忘れないためには、繰り返すしかありません。

繰り返さずに忘れない方法は、恐怖とともに体で覚えるしかありません。

そんな恐ろしい方法は取りたくないですよね。

ということで、繰り返しましょう。

今日は、どの語句を覚えていて、どの語句を忘れているかをプリントで確認しました。

今日の時点で覚えているものは、今後も忘れないでしょう。

問題なのは、忘れていた語句です。

これらを覚えた分だけ得点に繋がります。

要は、忘れていた語句を覚え直せばいいのです。

その時のコツが「調べること」です。

聞くと忘れる、調べると覚える。

聞くは受動、調べるは能動。

勉強は能動的にやるほうが効率的です。

忘れていた語句をどれだけ調べて覚えられるか。

勝負の分かれ道はそこにあります。

この記事を気に入ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

目次