「丁寧に」「速く」を両立することは難しいです。
難しいどころか、できないと言っても過言ではないでしょう。
RPGゲームのキャラになったとして、「ていねいさ」と「はやさ」のステータスを上げるとき、どうしましょう。
ゲームであれば「ていねいさ+10」「はやさ+10」というふうにポイントを分けられるかもしれません。
でも現実ではそういうふうにできません。
丁寧さも速さも上げるにはどうするかと言うと「丁寧に何度もやる」のが良いです。
それをしているうちに、だんだん速さがついてきます。
「ねこ踏んじゃった♪」の速弾きをしたいからといって、いきなり速いテンポで練習しても身につきません。
0.2倍くらいの速さで、ものすごくゆっくり弾いて、音を確かめながらやるのが最初です。
それを何度も何度もやっていくうちに、自然に速くなっていきます。

ねこ踏んじゃったの速弾きをする女子っているよね



うちの小春もやってるわ
「ていねいさ」の次に「はやさ」です。
「はやさ」の次に「ていねいさ」は来ません。
だから、「丁寧に&速く」やるためには、まずは丁寧さを身に着けないといけません。
ただ、小学生男子を見ているとそれがとても難しいようです。
彼らはものすごく速く字を書きます。
特に後ろのスケジュールが決まっているわけではありません。
2分後に授業終了&休憩時間が迫っているわけでもありません。
ただただ、速く書いているのです。
もちろん字は雑です。
このままいくと丁寧さは身につかないままになってしまうでしょう。
だからと言ってそれが絶対に悪いわけでもありません。
最低限、相手が読める字で書いてあればOKになるのが社会です。
最低限の丁寧さがあれば、速さを突き詰めていってもいいんじゃないかと思います。
ただ、だからと言ってミスが多いようであれば、時には立ち止まってゆっくり丁寧にやる必要もでてきます。
そうなったときに丁寧さを知ればいいかなぁと思うのです。
「丁寧に、丁寧に」と清書をするようにゆっくりゆっくり字を書いていたら、授業時間はあっという間に通り過ぎてしまいます。
丁寧に書きすぎて時間がかかりすぎる子には「もう少し気楽にやって、速さを上げよう」と言うでしょう。
「時間を意識する=速さを意識する」のも集団社会では必要なスキルです。
だから「丁寧に」だけを強調するのもよくありません。
結局は程度なんですけどね。
丁寧に、速く。
そのどちらも意識してほしいです。
小学生男子はまず「丁寧に」を学んでもらえたらと思います。