若者は選挙しなくてもいいんじゃない。
そう思う今日このごろです。
先の兵庫県知事選、ネット上で盛り上がっていたのでそのときは興味を持って見ていましたが、今私のYouTubeのおすすめに挙がってくるのは「世界史」「日本史」のチャンネルばかり。
そう、選挙は飽きてしまったのです。
いや、飽きるというと語弊がありますね。
正直なところ「追ってられない」という状況なのです。
よく若者の投票率がーと、投票率の低さを嘆く意見を耳にします。
投票率を見てみると、年齢が上がるに連れ、投票率も上がっていきます。
「将来を左右する選挙なのに、お年寄ばかりが選挙に行っても……」という声も聞きますが、そのときは「なぜお年寄は選挙に行くのだろう」と疑問に思いつつも、深く考えることはありませんでした。
しかし、今になってわかりました。
お年寄りは暇なのです。
いや、暇というと語弊がありますね。
お年寄りには時間的な余裕があるのです。
そして、40を過ぎた私ですらすでに恋愛やドラマには興味がなく、友人と遊ぶことも年に1度あるかないかです。
そうなると、何に興味があるのかと言われると「勉強」とか「政治」になってくるわけです。
俺はどっちも興味ないぞ
最近は音楽にも興味ある
若いな
ということで、年齢が上がるに連れ、若者の話題には興味がなくなり、政治に興味が湧いてくるのが40歳以降なんじゃないかと思います。
でも、40~60歳はバリバリに働いているので、正直情報を集める時間もありません。
ということで、60歳以降の仕事が一段落した人あたりが一番政治に興味を持つんじゃないかと思います。
ということで、若者は政治に興味を持つ時間がそもそもない。
でも、それでいいじゃない。
若者は恋愛に現を抜かすくらいでちょうどいいんじゃないかと思うのです。
そして、中年以降の世代は自分のためではなく次の世代のための政治をする。
それが理想ですが、私利私欲が半端ないのが人間ですから「次の世代のために」っていうのは難しそうですね。
「次の世代が使う石油がなくなるから、現世代の大人は車を使わず自転車を使え」と言われたって、車を使い続けるでしょうし。
今の生活を保ちつつ、少しだけ将来のためにっていうのが現実的な落とし所かもしれませんね。