信じる

人は信じたいものを信じる生き物です。

信じたくないものは信じたくないのです。

友人Y

そりゃそうだ

親戚のおじさんが「平方根なんてわからなくたって生活に全く困らない。そんな勉強必要ない」と言うと、勉強嫌いな中学生はそれを鵜呑みにしてしまいます。

友人Y

実際、平方根なんて使わなくない?

SHIMIZU

三角形の面積だって日常生活で求めたことなんてないけれども

志望校の偏差値に足りていないとき

おじさんAは「このままだと落ちるぞ」と言って、

おじさんBは「このままでも受かるから大丈夫」と言ったとします。

このとき、勉強嫌いな中学生はおじさんBの「このままでも大丈夫」という言葉を選び、勉強しないままになります。

正反対の情報があったとき、自分が信じるのは「信じたい方」です。

昨日、兵庫県知事選挙がありました。

テレビ・新聞といったオールドメディアとSNSなどのインターネットでは情報は逆でした。

情報は今まではマスメディアでしか手に入れられませんでしたが、ネットの時代になった今は違います。

ただ、どちらが正しいと言い切るのも難しいので、どちらを信じるかは自分が信じたい方になります。

ちなみに私はというと、ネットの情報を信じたので斉藤前知事が返り咲くと予想していました。

なぜネットの情報を信じたかというと、辻褄があっていて「??」と思うことがなかったからです。

これがテレビや新聞だと「??」と思うことが多かったし、それを補う追加の情報が得られなかったので「なんか怪しい。何か隠しているな」と感じたのです。

実際、隠していたのかどうかは時間が経てば明らかになるでしょう。

相手に信じてほしければ感情で押し切らず、相手が抱く「なぜ?」という疑問を解消するのが良さそうです。

ということで、論理的に思考する、論理的に話すという意識を持っておきましょう。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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