三者面談

11月中旬といえば、9年生の三者面談期間です。

この時期の内容はずばり「私立高校受験について」です。

どの私立高校を受けるかの確認ですね。

この面談があると、いよいよ入試が間近であることを実感するでしょう。

そして、この面談ですが「どの私立校を受験するかを相談する面談ではない」というのが要注意です。

昔からこの地域で暮らしてきた人ならともかく、他県から嫁いできたり婿入りした人は「どんな高校があるか」や「それぞれどんな校風なのか」といったこともわからないと思います。

友人Y

ずっと住んでたってよく知らないぞ

SHIMIZU

自分が受験した高校くらいしか知識ないよね

そんな保護者としては「学校の先生からいろいろ情報をもらって、その場で相談したい」と思っている方が多いと思います。

でも学校からは「三者面談で確定できるように、それまでに自宅で話し合っておいてください」と言われるみたいですね。

まあ、学校の先生の立場になったことを考えるとそう言うのもうなずけます。

その場で、親子の意見が食い違って親子喧嘩でも始まったら、面談時間中に面談が終わらなくなってしまいますからね。

親としては「先生から何か言ってほしい」と思う気持ちがあると思いますが、クラス全員のその思いに答えられることはないでしょう。

「先生は毎年生徒を送り出しているんだし、たくさん情報を持っているんだから、ちょっとくらい教えてくれても」って思いますけれどね。

まあ、自分の子のことは自分で責任を持って進路を考えてくださいってことなのでしょう。

先生だって担任とはいえその子のその後の責任を持てませんからね。

そんなことを言われても「じゃあ、情報がない中でどうやって決めたら良いのよ」となると思いますが、そういうときは塾の出番です。

なんでもご相談ください。

とはいえ、大半が公立高校を志望しているので、私立はお試しとか滑り止めといった感じでしょう。

なので、私は「私立はどこを受けてみてもいいですよ」と言っちゃいますけどね。

友人Y

適当だな

SHIMIZU

だって実際に行かないし。距離的にも厳しいし

最初から私立高校にしようと決めている家庭は、相談するまでもなく、ある程度私立高校のことを調べていて、もうほぼ固まっています。

ですので、「受験する私立について家庭で話し合っておいて」なんて言われる前に、もう話し合いは済んでいます。

そんなこともあり、私は結構適当に見える回答になってしまうのです。

SHIMIZU

ちゃんと考えてるけどね

友人Y

ほんとかなー

なにはともあれ、三者面談。

これを機に、勉強のスイッチが入る人が多いです。

それは保護者も例外ではありません。

気温が低くなるにつれ、高まるやる気。

楽しいのはこれからです。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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