言葉は生き物

「全然」は「~ない」という否定のときにしか使わない。

そんな話は今や昔。

今では子供も大人も普通に「全然良い」とか「全然大丈夫」と使っています。

友人Y

全然問題ないでしょ

でも、この言葉も実は最近になって「全然~ない」となったのであって、昭和よりも前の時代には夏目漱石や石川啄木といったの名のある文豪達も「全然+肯定」という使い方をしています。

友人Y

なら全然OKでしょ

最近よく聞く、若者の言葉の乱れ。

なんでも「やばい」と言ってしまうというやつですね。

「やばい、これおいしい」みたいに、プラスの意味にもつけてます。

まあ、これは多分「やばい」という言葉は「やばいくらい~だ」という程度を表す言葉として認識されているので、プラスであれマイナスであれ、程度が大きいときに使ってしまうんだと思います。

似ている言葉では「すごく」ですかね。

リリイっ子が「実力テストの結果、えぐかった」というので、相当悪い結果かと思ったら、その逆でした。

「エグい」これも今の若者がよく使う言葉ですよね。

私が若者だったころにはエグいという言葉なんてほとんど使ってなかったと思います。

友人Y

チョベリバ

SHIMIZU

それ、言うほど皆が使ってたっけ?

言葉は生き物なので、どんどん変わっていきます。

日本語を学ぶ外国人は大変ですね。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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