学習塾業界の書き入れ時といえば、夏期講習前の今でしょう。
例に漏れずLilyも最近問い合わせが増えています。
ありがたい
これといって特に宣伝活動をしていないLilyにどうして問い合わせがくるのでしょう。
疑問に思うところですので、問い合わせしてくださった方に聞いてみると……
3位 通りがかりで塾の存在を知っていた
2位 スマホで検索してHPを見つけた
1位 知人・友人から聞いた
でした。
塾を探す理由は「テスト結果をみてこのままではまずいと思った」や「これから先、勉強が難しくなるので、独学では今の順位をキープするだけでも大変そうだから」といったものが大半です。
こちらも納得ですね。
私も中学生時代に塾に通っていました。
が、自発的に行ったわけではなく、中学3年生になったときに「そろそろ塾に行ったら?」と母親に言われたのがきっかけです。
ちなみにそう提案した母親は私の成績や志望校とのギャップを知っての提案ではなく、「周りの人も行ってるみたいだし、なんとなく」といった感じです。
当時はスマホもありませんでしたし、志望校とのギャップを測るなんていうのも簡単ではなかった気がします。
私としては志望校は特にないし、勉強も苦手ではなかったので塾に行く必要性を感じていませんでしたが、「友達が行っているから」という理由でその友達と同じ塾に行きました。
学校が終わって家に帰ると、友達との接点がなくなります。
でも塾に行くとまたそこで友達と会えるという感じで、遊び場の延長的な認識でした。
対して現在のLilyっ子達。
なんか勉強をするために来ている、という感じがよくわかります。
休憩時間もあまり友達と話すこともなく、全体的に静かです。
各々がスマホを持っていて、それをいじっているというのも大きな要因でしょう。
30年前とはだいぶ違っていると思います。
それを嘆いているわけではありません。
私はむしろ今のほうが良いと思っています。
無理に友達に話題を合わせる必要もなく、自分の興味のあるところを突き詰めていけるところが良いと思います。
近年、オタクと言われるような人たちが増えたように感じるのも、同じ背景を持っているんじゃないかと思います。
私の姪っ子達は20歳前後なのですが、彼女たちは推し活といって、自分の好きなYouTuberだか歌い手だかを日本中追っかけたりしています。
お金の使い方、それでいいの?と思うところはありますが、本人たちは幸せそうなので、良しとしましょう。
お金があっても退屈そうにしている方が人生つまらないですからね。
こんな考え方の私なので、Lilyっ子達も似たようなキャラが集まってくるのかもしれませんね。
それにしても「学力を上げる」という目的意識を持ってLilyに集う中学生たち。
少年清水と比べるとだいぶしっかりしているなぁと感じます。
頼もしい限り
受験生にとって夏休みはその後を占う天王山。
頑張っていきましょう!