今日の9年生(中3)の集団授業では平方根の計算を扱いました。
平方根の計算とは、その名の通り平方根を使った計算です。
平方根を使っているとはいえ、計算は計算です。
計算とは「手段」に過ぎません。
5人で食事して、合計を割る計算をするのも、自分が出す金額を知りたいからです。
目的は「金額を知ること」、そのための手段が「計算」です。
ということで、計算はできて当たり前。
計算ができないと目的を達成することはできません。
だから計算は練習しないといけないし、計算は簡単なのです。
だって計算が複雑だったら、誰も目的を達成することができなくなってしまいますからね。
高校の数学の計算はえげつないけど
あれはもう趣味の領域だよね
そう、計算は簡単なのです。
誰にだってできるのです。
平方根の計算もしかり。
いつかは誰にでもできます。
しかし、この平方根の計算は、しっかり練習する人にとっては大チャンスです。
なぜなら「スピード差がものすごくつきやすい」という性質があるからです。
一次方程式や連立方程式は計算スピードは大差ありません。
もちろん暗算が速い人のほうが速いのは当然ですが、その差以上の差は生まれません。
でも平方根の計算は違います。
ただ単に足し算引き算する以外に「変形する」という手間が入るからです。
そして、その変形ができる人とできない人で雲泥の差になるのです。
それをわかっているので、Lilyではほぼ全員の9年生(中3)に入室テストとしてしばらく平方根の変換を出してました。
みんな結構速く、正確になってきました。
周りとぶっちぎりの差をつけて悦に浸れるまではあと少し。
これからも精進しましょう。