咀嚼

ご飯を食べる時は、よく噛んでから飲み込むこと。

咀嚼が大事です。

友人Y

読めない

SHIMIZU

そしゃく

咀嚼は「物事や文章の意味を考えつつ味わう」という意味で使われることもあります。

同じ授業を受けていても、うまく記憶に残す生徒とそうでない生徒という風に差が出るのは、咀嚼をするかどうかの差という気がします。

例えば鎌倉幕府の「地頭」も、ただ授業を受けているだけでは、言葉が流れていってしまいます。

いくら「源頼朝が荘園や公領ごとに置き、土地の管理や年貢の取り立てを行った役人」と説明されても、ふーんと聞き流していたら、授業が終わったあとに地頭という言葉は残っていないでしょう。

でも一度の授業でしっかり記憶に残す人は、その時々で咀嚼しています。

例えば地頭の説明を受けたら

「土地の管理や年貢の取り立てかぁ。土地のお頭って書くもんなぁ。その土地のリーダーみたいな感じなのかもな」

という風に、説明をリピートして自分なりに納得しているのです。

「思い返す」

「考える」

「納得する」

どれも記憶に残すために重要な要素です。

覚えがいい人というのは、これを自然にやるようになっているのでしょう。

全然してなかった、という人は次の授業から意識してやってみてください。

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この記事を書いた人

学習塾Lilyの講師。筑西市出身。
「いかにわかりやすく教えるか」を追求することを好むが、教えすぎない指導を心がけている。

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